コードについて(その3)その前にちょっとスケール | SCHEVECARSのフォークレゲエでスカ!?

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こんにちは、結城です。



今日も、なんちゃって音楽理論をみんなで勉強しましょう!!




さて、前回3音を3度で積み重ねたコードは、その音の間隔により、4パターン考えられると言いました。


つまり、4半音+3半音、3半音+4半音、4半音+4半音、3半音+3半音の4つです。


そして、このうち4半音+4半音、3半音+3半音のパターンはあまり出てこなくて、その理由は#記号や♭記号を追加するのが面倒だからだと言いました。



すいません、この理由は言葉足らずでした、、、


たしかに面倒ですが、なんで面倒なのか??


それは、4半音+4半音、3半音+3半音のパターンだと、1つのスケール上の音で、物事が解決できなくなるからです。



じゃあ、スケールってなんだ???



スケールは和訳すると、音階と訳されます。


「音階」というのも、わかりずらい訳ですが、階段に例えられる場合が多いかな、、、


スケールとは音の階段である、と。



つまり、スケールとは、例えば"ド"からその上の"ド"までの間のどこにステップ、段を置くか、ということです。



そのステップの置き方には、実にいろいろなパターンがありますが、代表的なものは、メジャースケールと呼ばれるステップの置き方と、マイナースケールと呼ばれるステップの置き方です。



統計を取ったわけではないので、ざっくりしたイメージですが、例えば新宿タワーレコードの7階(J-POP売場)で売られているCDに収録の楽曲の7割弱は、メジャースケールで出来ていて、3割弱はマイナースケールで出来ていると考えていいと思います。


「弱」の部分はなにかというと、それ以外のスケールです。



では、メジャースケールとはズバリどういうステップなのか、というと、"ド"から始めた場合


"ド""レ""ミ""ファ""ソ""ラ""シ""ド"


つまり


(全音)(全音)(半音)(全音)(全音)(全音)(半音)


という、音の間隔のステップです。


注)全音=半音+半音



譜面で書くとこうなります。


SCHEVECARSのフォークレゲエでスカ?!-ドレミファソラシド

"ド"から始めると、#記号や♭記号は付きません。これはピアノなどの鍵盤の、白い鍵盤の部分にあたります。


"ド"以外の音から始める場合も、上記の間隔でステップを置けば、それはメジャースケールです。



では、マイナースケールは??


基本は


(全音)(半音)(全音)(全音)(半音)(全音)(全音)


です。


"ラ"から始めると、#記号や♭記号は付きません。


"ラ""シ""ド""レ""ミ""ファ""ソ""ラ"



ただし、マイナースケールは1つに統一されていなくて、次の2つもマイナースケールとされています。


"ラ""シ""ド""レ""ミ""ファ""ソ#""ラ"

(全音)(半音)(全音)(全音)(半音)(全音+半音)(半音)



"ラ""シ""ド""レ""ミ""ファ#""ソ#""ラ"

(全音)(半音)(全音)(全音)(全音)(全音)(半音)




マイナースケールの場合、1つの曲の中で、これら3つのスケールが入り混じることが多々あります。


よって、"ラ"から始めても、臨時的に#記号が付いてしまうこともあります。


なんでこうなるのかは、ぶっちゃけ、この方がメロディが自然だったり、グッときたりするからです。



理論はあくまでもあと付けです!!



(つづく)