こんにちは、結城です!
今日は、SCHEVECARSの音楽性について述べます。
フォークミュージックに、レゲエやスカのリズムをフィーチャーする、というコンセプトを掲げた我々ですが、それってJ-レゲエなの?と、聞かれると、それはそうじゃない気がします。
SCHEVECARSのCDが、例えばタワーレコードの「J-reggae」のコーナーに置かれていたら、それはちょっと違和感があります。
なぜなら、日本のヒップホップもそうだけど、J-レゲエも、なんとなくそういうジャンルのようなものが出来上がっていて、その形式を踏襲する音楽が、「J-ヒップホップ」あるいは「J-レゲエ」と認識されている事実があるからです。
つまり、僕らSCHEVECARSは、あきらかにそういう形式を踏襲していないから、タワーレコードの「J-reggae」のコーナーに、僕らのCDが置かれたら違和感があるんだと思います。
じゃあ、なんとなくレゲエ風アレンジ、あるいはスカ風アレンジでフォークをやっているのか、というと、そういうつもりでやっているわけでもありません。
では、その心は、と問われると、それは一言では答えられませんが、大雑把に言ってしまえば、まず僕らは(というより、僕は)日本語と、レゲエやスカのリズムは相性がいいと考えています。そこで、日本古来の音楽(これをひっくるめて、僕らはフォークと捉えています)に、レゲエやスカのリズムをフィーチャーすれば、画期的な音楽のスタイルが確率できるのではないか(と、僕は個人的に考えている)ということで、これがSCHEVECARSの音楽性の根幹をなしています。
ちなみに、バンドのコンセプトを決めているとき、上原君は、演歌に興味があると言っていました。
拡大解釈ですけど、フォークミュージックって、演歌ですよね。
とまあ、そんなコンセプトでやっております我々SCHEVECARSですが、では果たして僕らのこのコンセプトがまったくの新機軸かといえば、ぶっちゃけ、そうでもないと思います。
僕らより先にこんなようなことをやっていた人達は現にいますし、僕らは(というより、僕は)その人達の音楽にとても影響を受けています。
(つづく)