今回は、愛媛県と高知県の県境にある寒風山に登ってきました。
最初は笹ヶ峰に登る予定だったのに、往復路へ続き道が土砂崩れのために通行止め。
笹ヶ峰登山口は、松山から向かって寒風山トンネルの手前に入り口があります。
道路からすこし左に入ります。
とても印象的な橋が目印です。
春ごろまでは通行止めみたいですね。残念。
なので、急遽、寒風山に変更。
そこからさらに東へ進むと寒風山トンネルがあります。
寒風山トンネル越えてからすぐ左折して相当上まで車で登るんですけど、普通はこの季節、ノーマルタイヤでは上まで行けないと思います。
最近暖かかったお陰ですね。
登山口手前、ほんの数メートルですがアイスバーンになってました。
恐る恐る前進。
チェーン積んでなかったので、もう少し気温が低かったらアウトでしたね・・・(汗)
駐車場はけっこう一杯でした。
停められるなら、このさらに少し上の登山口真ん前にも駐車スペースがありますよ。
ここで登山用ブーツ、レインウェアを装備して登山口に向かいます。
しばらく登ってから、暑くてレインウェアはすぐ脱ぎましたけど。
アイゼンは登山口手前で装着しました。
え?どこから登るんだ!?
という感じで、雪のせいもあってか登りの道が分かりづらい。
登山開始からいきなり急登ε-(´∀`; )
しょっぱなからごっそり体力を持っていかれる。ぐふっ
天気が良かったとは言え、日陰なので、しっかり雪が残っています。
さて、のんぼりまったり登山スタートです。
登り始めて20分ぐらい。
日のあたる場所は、全然雪ないですね。
少しづつ雪が増えてきました。
伊予富士への分岐点に到着しました。
ここから1時間30分程度で山頂まで上がれるようです。
今回は寒風山なので、右手に折れて進みます。
一面笹笹笹。
桑瀬峠
ここから寒風山まで1時間20分だそうです。実際は体力がなくてもっと掛かってます。
最初の難所が見えてきました。
ここからしばらくはごつごつした岩場になります。
途中何か所か階段もありましたね。
何度も手をつきながら登っていくので、防水(せめて防滴)の手袋じゃないときついかもしれません。
さらに気温が低いと濡れた指が凍傷になる危険もあると思います。
いやあ、気温高くてよかった。(0度くらいでした)
今日ははじめて目撃したツララ。
陽気がいいせいで、まったくツララがありません。
なんだかさみしい。
ツララーーー!!!(レアなので見つけると興奮w)
少し開けてきました。
靄がかかってて景色はよく見えません。
この辺からゆるやかになってくるので、少し冷えてきますね。
道は比較的狭いので、あまりゆっくり休憩するところはありません。
やっと稜線までやってきました。
振り返るとこんな感じ。
到着~♪
ここからさらに進むと笹ヶ峰があります。
標高1763メートル。
しんどかったー。
最近、ほんと、運動してなくて。
体重も過去最高記録更新中(笑)
やばいです。
大きな看板は後ろに傾いてましたね。
標識には山頂まで2時間10分と書いてあったけど、3時間ぐらい掛かったかなあ。
雪は全然すくなくて拍子抜けしましたが、
場所によっては結構積もってるので、やはりアイゼンは必須。
お昼ご飯はセブンイレブンのカップ麺です。(担々麺おいしかったー)
座れる岩場などはないので、お尻に敷くシート、もしくは簡易チェアはあったほうがよいと思います。
僕は持ってなくて・・・、アイゼンのケースをお尻に敷いてました(笑)
想像してた以上に起伏に富んだ登山道で、とても面白かったです。
途中で伊予富士への分岐もあるし、寒風山超えたら笹ヶ峰もあるし、色々楽しめそうなエリアですね。
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【装備】
アンダー:モンベルジオライン中厚手(上下)ほんとジオライン優秀。速乾、保温素晴らしい。
ミドル:フリース(上)、ドライなんとかスウェット(下)(ともにユニクロ)
アウター:レインジャケット(上下)(モンベル)
登山靴:キャラバン(新しいの買いたい)
アイゼン:10本爪
帽子:ニット帽
手袋:ランニング用手袋(防水なし)
ストック:なし
ピッケル:なし
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この日ぐらい暖かいとレインウェアで十分だと思いますが、もう少し寒いとやはりハードシェルとか欲しくなりますよね。
登りはずっと暑くてアウターとニット帽は脱いでました。
山頂に登ってから身に着けて、あとは降りるまで。
ピッケルが必要そうな場面はなかったけど、さらに深雪になったらないと怖いですよね。
いよいよピッケル買おうかな。
ピッケルって登山の象徴的なアイテムですよね。これが必要な山行に足を踏み入れてはじめて一人前、みたいなw
飲み水は1リットル持って行きましたけど、ちょっと足りなかった感じ。なんせ登りは汗かきまくったので。
以上、寒風山登山レポートでした(^-^)ゝ