斎名智子です!

 

出版が5月に決まって

原稿を直している最中です。

自分の表現力の足りなさにうんうんと苦しんでいますが、、

いい経験をさせてもらっていますね。

 

世の中の執筆業をする全ての皆さんに

心から敬意を感じています。

 

さて。

本の中にも書いた、Mr.Loveさんのことを書きたくなったので

書いてみる。

 

Loveさんとは、2年前の7月

長期滞在していた沖縄のホテルで

朝のエレベーターでたまたま一緒になり

Good Moringとにこやかに挨拶したのがきっかけ。

 

私は遅刻しそうで急いでいたのだけど

 

Mr. Love?本名?何それー もっと話したーい、となり

彼ももっと話そう!ということで

 

その日の夜に食事に行くことに。

 

Loveさんは、イケメンでもなく(笑)

派手なタイプでもなく

インテリタイプで、研究者か大学教授かな?という第一印象。

 

きちんとしたホテルに長期滞在していて

ホテル側も身分を信用しているようだった。

後でわかったのだけど、アメリカ軍関係の方で

公務員ですね。

 

 

しかも、お酒は飲まないし

毎朝日の出とともに起きてジョギングする人なので

怪しいことにはならないという算段ももちろんあり。

 

私も普段

日本人同士で

ホテルのエレベーターで会話しないもんね。

 

相手が外人だと

自分も気持ちが外人のようになってしまうあるある。

 

 

私の英語の限界があったとはいえ

とても印象的な話をたくさん聞いた。

(全て英語での会話)

 

彼はスピリット(聖霊)と会話ができて、特殊能力を持っていること。

エレベーターに乗る前にスピリットから指示があったこと。

そこに私が乗っていたから、彼も私に話しかけたのだそう。

 

彼の先祖はアフリカ大陸から白人たちによってアメリカ大陸に連れてこられた奴隷だったこと。

本名である、LOVEというファミリーネームにとても誇りを持っていて

自分たち一族は、愛を伝える伝道師なのだと。

 

愛について学ぶためには

愛すること、愛されること、愛されないことを経験しなければならないこと。

 

愛を失った経験は

愛を知るためにあるということ。

 

失った、という経験をしたからこそ

そこにあった愛を認識する。

 

そして

愛は、実はなくならない。

 

失ったように見えるだけで

失ったのは、愛ではないんですよね。

 

ものを失ったり

関係性が変わったりと

 

始まりがあるものは必ず終わりがある。

一方、ずっと変わらなくて

なくならないものがある。

 

肉体は成長し、老いて朽ちていくけれど

愛はなくならないし生きる日々を重ねるごとに増えていく。


天に還って肉体が無くなっても

愛はそこにあり続ける。

 

 

そういう話を延々と、ノンアルコールで語り合った夜だった。

 

 

その後仕事でドイツに行ってしまったのと

英語で深い話をする限界もあって

だんだんと連絡を取らなくなってしまったんだけど

あまりにも不思議な出会いだったので

時々思い出すんですよね。

 

 

少なくとも

彼は

私にピュアに太くまっすぐな愛を注ぎ、

自信と誇りを持って生きなさい、君ならできると

Encourage してくれた人の一人です。

 

 

その頃の私は

愛ってなんだろう、と本気で探求し始めていた頃。

 

 

出会ったばかりの人に

そんな風に

はっきりとわかる大きな愛を注いでもらえたことは

天からのプレゼントのように思えたのを覚えています。

自分は無条件に愛されているんだ、と思えたんです。

 

 

自分も

誰かを愛の視座から勇気づけたり元気づけたりできる存在でありたいし

そう生きていこうと改めて誓う。

 

 

Loveさんへの変わらぬ愛と感謝とともに。

 

 

 

Tomoko