こんにちは。
ザンスカールのプクタル僧院での少年僧たちの読経の様子だよ。
子供だけだからこんな感じなのかな〜、、
まとまりがないなあ、、
フラフラしてるなあ、、
お経読んでない子がいたり、、
と思ってたけど、
どこの僧院いっても
大人の読経でも
みんなだいたい、あちらの読経風景はこんな感じで。
だいたい、体が揺れてる(笑)
思い思いにやってるような感じ。
ぜんぜん「ちゃんとしてない」感。
日本のお坊さんたちの、特に禅宗のビシッと決まった立派な読経姿に慣れてると、かなり違和感ありませんか?
わたしは以前、すごく違和感ありました。
(最初にブータンで思いました)
でも、これが彼らのノーマルで
これが「彼らの」お経の読み方で
ほかに比べるものなんてないんですよね〜
手をつけてない自然のなかで
そのまんまに生きてる人たちの
ただ、そのままの有り様
いのちそのもの。生き物そのもの。
埃だらけで
清潔とはいえない場所で
オンボロの僧衣をまとってて
とてもじゃないけど「綺麗」とはいえないのに、
なぜか
美しいと感じる。
わたしはそれを、美しいというひとことを
いま使うけど
その言葉ではなくてもいい。
ただ、「それ」を感じてもらえたらいいな
あなたなりに、感じてもらえたら嬉しいです。
ともこ