旅の思い出をアップしていきます。


レーでは一応Wi-Fiが入るとはいえ

写真のアップはできないし、ブログも書けない。

7/21にメモに書いた文章がコレ。



爆笑爆笑爆笑爆笑爆笑




ラダック語は初めて聞く言葉で音が耳になれず、前回(去年)は全く覚えられませんでした。


今回は、旅の仲間が積極的にラダック語を使おうとしてくれたおかげで、ゲームに参加するような気持ちでみんなでワイワイとラダック語で挨拶などの言葉を言い合っていました。


もちろん、ラダック語なんて、何回聞いても覚えられない。何回繰り返しても忘れる。

その繰り返しです。


その時気がついたことは、忘れるたびに、小さく小さく、意識に登らないほどのスピードで、「やっぱり難しい」「私は覚えるの苦手だから」という気持ちがフッと湧いて出てくること。



その言葉を信じてしまうから(たいていはそういう心のささやきが真実だという思い込みを私たちは持っています)、いつまでたっても覚えられない自分にイライラしたり、嫌気がさしたりするのよね。


または、諦めてしまって、ラダック語なんて難しい言葉を覚えよう思うことをやめてしまいます。




でも、その小さな小さな、なんてことない気持ちの一瞬こそが大事で

その後の自分の世界を大きく大きく変えていく別れ目なんだよね。



暇過ぎて気持ちに余裕があるからこそできることではあるのだけど


あえてその逆の意味のささやきを意識的に入れてあげる実験をしてみた。



何回聞いても覚えられない、忘れる、そのたびごとに「覚えてやるぞー」的な上がる気持ちを

重くない、ごく軽〜いニュアンスで意識的に差し入れてあげるのです。


かるーくするためには中身も軽く。 

「わたしって実は頭いいからなあ」「記憶力もいいもんね」とか、なんでもよいです。意味なんてなくていい。軽ければ軽いほどいい。


ポイントは、「軽く」。点を打つように、針を刺すように、風のように、チョンとやるんです。


それだけで、一瞬一瞬の世界がガラッと変わっていきます。


それを繰り返すうちに、少しずつですがラダック語の単語を覚えていきました。


そして、たとえそれを忘れてしまっても、特に気にならないし、また覚えようと、軽い気持ちのまま、トライアンドエラーを何回も何回もコツコツと繰り返せる。





覚えると言っても数語だけどね〜


これぐらい知っておくとちょっとした時に便利だし、ラダック語使えるだけでコミュニケーションの幅は格段にアップする。


「自分たちの言葉を覚えようとしている」という気持ちも伝わって、さらに仲良くなれたりする。




ジュレー(こんにちは、ありがとうなど挨拶全般)

ジンポーラクレ(美味しい)

ナクシャ ギャプナン ディガレ(写真とってもいいですか)

ディグレ(結構です)

ダンスレ(お腹いっぱい)

ドンレドンレ(どうぞどうぞ)

オレ(はい)

カムザンインレ(元気です)

ジャパンネインレ(日本人です)

デチョットカカヨットレ(トイレどこですか)


などなど


他にもたくさん教えてもらったよ〜



ニコニコニコニコニコニコ



ここでは「言葉を覚える」ことにフォーカスしてるけど、一瞬一瞬の自分で自分にかけている言葉の暗示の破壊力ってすごいはずで、それはどんなことにも共通する。



幸せになりたければ、一瞬一瞬の気持ちの動きや、使っている言葉を、意識的に自分で整えていくだけのことなんだよね。それが「自分で選ぶ」ということ。



その地道な作業の(でも軽さが大事)積み重ねさえすれば、いくらでもなんとでも、自分の願う世界を自分でクリエイトしていくことができると本当に思う。



言うだけは簡単。

それに、そこまで熱心に明るく興味を持って継続できるかどうか、です。





コレを書いた7/21はパドムという村にいた。


静かで、雪を被った山々が遠くに見えて

とっても素晴らしいロケーションの宿で




外に出るとお花畑からふんわりと花の香りがする。

日差しは強く、洗濯物はすぐ乾く。

靴下を洗って、飛ばないように石を置いた。インド式。



部屋から外を眺める




この日はみんなはストンデのお祭りに行って、

私はそれをキャンセル。

完全一人になり、宿で、静寂かつ至福のときをマックスに楽しんでいた。




前日に全身から「休みたい休みたい」「休ませて休ませて」と猛烈な訴えが起きたのよ。


全細胞がうるさいぐらいにわーわーわーわー言うのが聞こえるので、「わかったわかった、休むね」とみんな(細胞たち)をなだめて。


この日だけ夕食もスキップしました。

熱もあったかもしれない。それまでウンチも普通だったのに、下痢になった。疲れすぎると腸にも来るのだと初めて体験した。



ゆっくり休み、断食したらすぐ治るな、という感触もあって、自分ではなんの心配もしなかった。




心配したみんなが日本から持参してきていたいろんなものを寄付してくれた。

困ったときは助けあいの精神ね。



お茶は、ガイドのツンツエが作ってくれたサフランティ。サフランティは何にでも効く万能薬だそう。




で、この日は一日中完全リラックスして過ごしたらフル充電できまして、

夜には回復して、元気になりました〜




続きます。