「ひとは、自分の目を自分で見ることはできない」


このことばが大好き。(鏡を使わずには見れないということね)

このことばの奥の
無限大の宇宙みたいな広がりが好き。



このことばが好きで
つらつらと考えていて
あるときふと、体験として、わかったことがある。


全部、「この体と心が起こしていることでしかない」ということ。

禅の言葉では
「心外無別法」かな。わたしの感覚ではね。


目に映る対象物、つまり、自分以外の何者かが、自分に向かって何かしてくるわけではないということ。

全部、このもの(自分)が起こしてる、作ってる。


それって
なんて豊かで
みずみずしくて
尊くて
途方もなく素晴らしいんだろう


って心から思うね。





もちろん、すべて自分で起こしているのに
うまくいかないことだらけの時は
クサクサした気持ちになるかもしれない。




そんなときこそ
広大な宇宙の視点から
米粒みたいな地球に住んでる、砂つぶみたいな自分の存在を想像するくらいの
スケール大きく、そして問題からすっと引いた視点を持って

焦らず 
落ち着いて
何もせず
静かにしてるのもよい。



もしあなたが
過去の心の痛みを感じてしまい
恐怖を味わい
呼吸が浅かったり
身を切られるような体の痛みを感じていたとしても
同じですよ。


「目は自分の目を見ることはできない」 

意味がわからなくても
細胞全体で感じて欲しい。




着物をたたむ練習中の図。




ともこ