おとといの記事の続き。


◆ひとと自分を比べてしまう人へ



「どうしたら私はもっとヨガができるようになりますか?」

(当時は前屈して床に手がついてなかったぐらいカタイわけですよ~)




と泣きついた私に




それ、頭でっかちになってるよ



と言った先生が


わたしにくれた宿題は


カラダを柔らかくするための練習とか


ヨガのポーズの練習うんぬんとか


そういったものではありませんでした。





「やりたくなかったらやらなくていいよ。


出来る日だけやればいいから。」


と付け足して


先生が私に言った言葉は、





「ただやる」こと。


そして、


「(自分を)なんとかしようとしない」こと。



「だって、なるようになるから」と。







メニューは



足のマッサージを入念にやること。


腹式呼吸をすること。


プラナーヤーマー(呼吸法)をすること。


瞑想して、ジャーナルをつけること。


アーサナは好きなのやればいいからと。




面白いでしょ?


誰にでもできるでしょ?(笑)


しんどくないでしょ?




だから、わたしは


言われた通り、ただ、それ、やっただけなんですね。


ただ、毎日、プラクティスをして、ジャーナルをつけた。




なんとかしよう


自分をなんとか変えよう


理想のかたちに変えたい




そう思うのをやめて


ただ、やる、ということをしました。






毎日、マッサージして


ときどき呼吸はさぼり(笑)


毎日瞑想して


毎日、適当にアーサナした。





「これでほんとにわたしなんか変わるのかしら」とか


最初は思ってたけれど


それさえもあえて考えるのをやめた。


そしたら、だんだん、自然と、考えなくなっていった。





最初は、もちろん、手ごたえはなんにもなしで


面白くもない。






でも、毎日続けていると


小さな小さな変化が


地味に楽しく思えてくる。



自分だけにしかわからない、小さな小さな変化です。




あたしカタイなあ~って思う感覚さえも


毎日違ったりして


前は嫌だったそのカタささえも


嫌な感覚ではなくなってきたりする。




背中って使ってなかったなあとか


お尻の筋肉も使ってないなあとか


マットに押し付けている手の平とか


足の裏とか


背骨とか


血液とか


内臓とか


カラダのいろんな部分を、毎日毎日、ただ、ひたすら


感じることをしていただけなんですけど


ひとりで。(^-^)






頭で考えるのをやめて


自分を変えようとするのをやめて


「ただ、やることにした」ことによって


私はだんだん変化していったなあと思う。







最初は、頭で考えるのをやめたら


バカになると思っていたんですけど



もー、バカでもいいやって思ったんですね。(笑)





そしたら


単純に、毎日が、がぜん楽しくなってきたのです。


ここで私の中で何が起こっていたか、ということについての解説は


また後ほど~






ペタしてね



by カタヨガのともにゃ