バリのウブドで誕生日を迎えました
1月31日は私の36回目の誕生日。
いや~、、、もう、アラフォーじゃないですか。(すでに35歳からアラフォーか)
昨年末に、14年身をささげ尽くし勤めあげた会社を辞め、そして…36歳になりました。
まさに私の新しい人生のスタート。節目の歳です。
これから私はどんなカッコイイ大人の女に成長していくのでしょうか 楽しみですね~
さてさて、ウブド Bagus Jatiでの1月31日の朝。
いつものように、朝日が差し込むなか、レストランで朝食を頂きます。
フレッシュフルーツジュースにフルーツプレート。
「Indonesian Breakfast」を選んでみました。
朝からミーゴレン。焼きそばです。ボリュームたっぷり。
(バリ人の一般家庭で朝ごはんにミーゴレンとかナシゴレンは食べないそうです)
朝食を頂いた後、部屋に戻ると… すでにベッドメイクが終わってる。
あれ、めずらしいな~??
ん?ベッドに花びらが飾ってあるぞ? あらきれい~
あれ?なんか文字が書いてある??
わーーー!!!!きゃわいい~!!!
HAPPY BIRTHDAYって、花びらで書いてくれてるんだ。感動~
その後、部屋を出て出会うホテルのスタッフの方たちがみんな笑顔で
「TOMOKOサン~、HAPPY BIRTHDAY~」と声をかけてくれるのでした。
誕生日にバリで滝に打たれる
その日は、朝食後、「今日は(ホテルの)無料プログラムじゃなくて、有料のツアーに行ってみよう!」
となり、選んだのが
聖なる泉での沐浴体験 (3時間・25ドル/1人)です。
このお値段でも、ちゃんとガイドさんがついてくれるし、車・お寺の入場料・バリの正装付きですので、手ぶらで参加できちゃってとても楽チン
行く前に、スタッフの方(日本人の女性の方が一人ホテルにいらっしゃいます)から
「けっこうハードですけど、大丈夫ですか?」
「濡れた後着替える場所ですが、日本のような更衣室はありませんが、大丈夫ですか?」
と心配されましたが、
まー、一人だし、誕生日だし、なにせ日本じゃ体験できないし
ということで、沐浴しちゃうことにしました レッツ身を清めちゃおう~
出発前に、ホテルでバリの正装に着替えてパチリ。
バリでは、お寺に入るときは、外国人でも、男女関係なく、腰に布を巻かなければなりません。
ちなみに、女性は生理中はお寺に入ることができません。
16世紀頃からあるヒンドゥー教寺院のグヌン・カウイ・スバトゥというお寺と、その近所にある村人たちの沐浴場をいくつか訪れました。
どこがどこなんだかわからないので写真を適当に…。
入口はだいたいこんな感じ
上から撮影。神様の沐浴場の隣は一般人のための沐浴場。
近所の人が体を洗ったり、なんと洗濯している人も…。(うちにお風呂がないことが多く、こういう公共の沐浴場で水を使うらしい)
日本に帰ってから、このお寺と沐浴場についての説明をネットで発見。
http://www.his-balifreak.com/article/220
さて、わたしはこのグヌン・カウイ・スバトゥの沐浴場では、水に入りません。
そこからまた別の場所へ車で移動。
どこで入ったかというと…
ココ、名前が分からないんだけど、どうも有名な場所らしく、何キロも離れた所からたくさんのバリ人が
自己の浄化のために来ていました。(日本人は私だけだった)
ここは、いわゆる「お寺」の建物がありません。
岩や滝の前に祭壇があり、そこでお祈りします。
バリも、日本と同様、アニミズム信仰があるみたい。
滝のほうへ長く続く石段をずーっと下っていく途中に祭壇が作ってあり、まずそこで正座してお祈り。
これがお祈りの際に使う捧げものセットです。
まずは、お線香に火をつけます。
両手にひとつまみのお花をはさんで手を合わせて、額の前に。
祈る相手は
最初に天の創造主、そのあと太陽の神様、そのあとシワの神様(シワってなに?)
そのあといろいろ、、、馬の神様ってのもありました。
実はガイドさんの日本語があやしくて (;°皿°)、
どの神様に何を祈ってるのか、あまり理解できなかったのが残念…
帰ってからネットで調べました。
そうそう、こんな感じでしたよ。うん。
http://bali.navi.com/special/5025330
そしていよいよ、聖なる滝に打たれます。
並んで順番に、滝に打たれていきます。
水に入って、まず、正面から滝に打たれます。うつぶせ(?)状態。
そのとき、体の前側を、岩にべたっとつけます。
頭のてっぺんを岩につけ顔は下に向けているので、なんとか息はできます。
10秒ぐらいで辞めたら、「まだ駄目!」とガイドさんに叱られ
しぶしぶ、もう一回。2-30秒?もっとでしょうか…。
そのあと、体を裏返して(あおむけ状態)後頭部・背中・お尻を滝の流れる岩にべたっとつけます。
頭から顔にもろ滝が流れて、これじゃ息ができん!
すぐやめたら、またガイドさんに「まだ駄目!」と叱られ…
「ヨシ!」がでるまで打たれていました。
体の不浄なものを聖なる滝で洗い流すという意味があるらしく、
打たれた滝の水の色が、不浄→浄の色に変わるまで、滝に打たれないといけないそうです。
でもそれって何色 見ててもよく分かりませんでした…
そしてこの滝の目の前で、再度お祈りの儀式をしました。黄色いのが祭壇です。
ぐしゃっとなっているのは、皆さんがお祈りしたあとの捧げもの。花びらとかヤシの葉っぱなので
全部自然に返ります。
でも、これですっかり身を清めて浄化完了。
35年間蓄積した不浄なものは全部洗い流しましたよっ
全身ずぶぬれでございます。
ホテルからのサプライズ
さて、全身ずぶぬれになって体を浄化し、その後はホテルでマッサージを受け、
そのあと瞑想で心もクリーニングしちゃって、もうすっかり身も心もピカピカです。
さて、夕食です。
昼間は一人でも全然さみしくありませんが、夕食だけは、たとえアットホームなホテルでも
レストランで食べるのはちょっと寂しい。
なので、私は毎晩、部屋のテラスに食事を運んでもらって食べていました。
この日は赤ワインと、スープと、メインは鳥料理。
円錐のものはライスです。
ワイン呑みながら、i podでお気に入りの音楽を流して、
おいしいお料理を食べていると、けっこうご機嫌になります。
この日はなんと、一人ご飯を食べていたら、猫ちゃんがどこからともなくやってきました。
にゃ~にゃ~言いながら、勝手に私のベッドルームに入って行って、
そしていつの間にかいなくなっちゃった。
猫ちゃんも誕生日をお祝いしてくれたのかしらん
そして…
メインを食べ終わるころ、デザートを注文してないのに
レストランのスタッフが何かを運んできました。
え?え?え?
「TOMOKOサ~ン HAPPY BIRTHDAY」と言いながら、持ってきたお皿は…
うきゃー すんごーーーい
サプライズのケーキだ~!!
ありがとうございました~ まったくもって、想定外のびっくりプレゼントでした。
感動したワタクシは、お礼に、花びらで
お返しのメッセージを残してきました。
(翌朝はチェックアウトだったのですが、ホテルの人たち見てくれたかなあ)
BAGUS JATIの皆さん、THANK YOU!
ほんとうにありがとうございました