trains


今日は早起きして世界遺産ポンペイへ向います。

例のごとく妻がメイクしている間にバールに行ってカプチーノを飲み、ホテルで限りなく質素な朝食をとり早朝にチェックアウトし荷物を預けて出発しました。

イタリアはどこへ行ってもグラフィティがすごかったですが、南へ行くほど激しく、多くなっていく印象があります。特にナポリより南へ行くとほんとに駅から駅への間の壁という壁、駅そのものにも列車にもすべてペイントが施されていてびっくりします目



bar


駅のバールでエスプレッソ・ドッピオを身体にしみ込ませたら、


さあそれでは出発です。

ポンペイに向かう間、昨日のスタジアムから帰ったあとの話を聞いて下さい。


昨日スタジアムから地下鉄でナポリに戻った俺らは腹ぺこ(ペコリッシモ)だったので、すぐに日本にいるときから決めていたナポリの伝統的なピザ屋に向かいました。

その途中にドラッグストアがあったのでそこで俺は歯ブラシと体を洗うスポンジを買いました。そして一本目の角を曲がった瞬間すぐに道に迷いました。ガイドブックを持たずに来た俺らはすぐに街角の兄さんに道を尋ねました。しかしこれが全く英語が通じません。ストレイトさえも通じません。日本に居るときにイタリアに詳しい人から『思ってるより英語は通じひんで』といわれて

なければけっこう驚いたかもしれません。何分かジェスチャーでバッドコミニケーションをとった後、彼らが車に乗れよとジェスチャーしてくれました。なんと車でピザ屋まで送ってくれました。

車の中ではスピーチの曲がかかっていたらしく、妻が嬉しそうに「スピーチ!!」と言いましたが、それも通じず俺的には少し面白かったです。


ピザ屋に到着し「グラッツェ!グラッツェ!!」と大感謝し別れて店に入った瞬間、車の中に歯ブラシとスポンジを忘れて来たことに気付きました。クソ。

さてピザ屋はほんとに職人の店といった様相でメニューも

マルガリータ(モッツァレラ、バジリコ、トマトソースのみ)

マリナーラ(ニンニク、オレガノ、トマトソースのみ)

の2種類しかありません。

真っ先に思い浮かんだのは日本の餃子屋さんです。メニューは餃子しかありません。

価格もめちゃ安くてめちゃ旨い。しかも一番小さいサイズ(ノーマル)でも女の子は一人では食べられないぐらいの大きさが一枚で出てきます。(日本のLより大きい)意外だったのはイタリア人は手でピザを食べないんですね。俺もナイフ&フォークで頑張りました。俺は妻の分も三分の一食べて大満足し、妻はマジで吐きそうやと言いながら店を出ました。


帰りに薬局があったのでまた歯ブラシを買おうと「チャオ!」と元気な声で店に入った時のことでした。

中にいた同い年ぐらいの男と若い女は俺らを一瞥すると、かるく無視しました。まあええわと思い安売りしている1€の歯ブラシを手に取り、カウンター内に居る女の店員にイタリア語で声をかけましたが無視されます。かなり大きい声で言うと今度は裏へ下がって行きました。しかたなく男の店員へ歯ブラシを差し出すと男は俺の目をジッと見ながら一度も目を逸らすことなくことなく金を受け取りレシートと歯ブラシを渡しました。レシートを受け取る時俺が「グラッツェ」と言っても無視し、店を出る時に「バーイ」と言ってみましたがやはり俺の方をジッと見ながらシカトしました。妻は店を出た後「馴れ馴れし過ぎたんちゃうん。いきなりチャオはないんかもなあ。日本で『よお!』って入っていくような感じなんかもよ」と言いましたが、俺はそれだけとは思いませんでした。

が、翌日から初対面の人にはチャオは使わないでボンジョルノと挨拶するようにしました。


お、ちょうどポンペイに到着しました。



pompei


さて、かるい気持で行ったポンペイですが、さすが世界遺産!侮ることはできません。これらすべてがヴォスビオ火山の噴火で灰に沈んだ古代の文明都市です。すべてを歩いて見ると3時間ぐらいかかる広さがあり、闘技場もあります。午後からローマへ向う予定だったので、早足で見て回りましたが、それでも2時間かかりヘロヘロになりました。


pompei


二週間降り続いた火山灰によって都市も人々もすべて失われ、十数年後に発掘されたということです。建物、像の大きさ、絵や模様のデザインに圧倒されます。

いつか滅びた俺らの文明、例えばインターネットカフェやUSJなどを見て未来の人も感動したりするのでしょうか。セクキャバ跡などを見てどういう感想を抱くのでしょうか?



pompei red

これがなぜか現代では再生することができないポンペイの赤とよばれる色調です。

日本で聞いた時は『あほか!できるわ!』と思っていましたが、実物をみると、なるほど不思議でおしゃれな色をしています。


pictures


壁画は歴史の教科書で見たことないタッチや色調で描かれていました。

バチカンの美術館で見た古代ローマやギリシャ文明とも少し違う感じがします。


dead man


灰に埋まって亡くなった人々が腐食して出来た空間に石膏を流し込んで型をとったものです。

表情や動きが逆にリアルです。(若者風に)



Euro star


ポンペイで最高においしいジェラートを食べた俺らはヘロヘロに疲れながらもローマに向かいます。

世界一美しいと言われているらしいイタリアの超特急列車ユーロスターに乗って行きます。

実際はそんなでもなかったです。

チケット買う時英語通じず筆談で危うく別の特急列車のチケット買わされるとこでした。


つづく