シナリオを書いているあなたへのお手紙 for you 島ちゑ

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シナリオ・センター大阪校代表取締役 小島与志絵 ペンネーム 島ちゑのブログです。


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 スピーディーな展開の『曾根崎心中』〝起〟。

 大坂三十三所観音廻りを済ませたお初は徳兵衛と再会する。逢えなかったことを責めるお初にその間の出来事を。叔父からの気の進まぬ縁談話。お金のやりとりに四苦八苦奔走。詐欺師の友人、九平次に騙され窮地へと。徳兵衛がお初に語り終えるやそこへ九平次の登場。喧嘩に巻き込まれてはいけないとお初はその場から連れ出され、喧嘩のあげく九平次から公衆の面前で詐欺師呼ばわりをされる徳兵衛。

 恋。直近の出来事の説明。そしてアクションから死を決意へ。無駄のない起の構成ですね。

「つんと誠にならず、ほんに又あんまりな、わしはどうならうとも、聞きたうもないかいの、こな様それでも済もぞいの、わしは病になるわいの、嘘ならこれ此の(つかへ)を見さんせ」
 と徳兵衛の手をとってふところへさし入れる。

 音沙汰のなかった徳兵衛にお初は愚痴り… なんともいじらしくて可愛らしい女心ですね。

 むかし船場のご婦人がご主人のことを「あんさん」と呼ばれているのを聴いてドキッとしたことを思いだしました。ご高齢のそのご婦人がディオールのパンタロンスーツをエレガントに着こなしていらしたので、なおさらでした。

 起の段階でもお初の淋しさに寄り添おうとしない徳兵衛。男女のジレンマが伏線としておさえられています。水上勉氏の『近松物語の女たち』を再読しながらさまざまに… 男性の言葉足らずがシャイゆえとして、シャイの悲劇はフィクション、現実問わず繰りかえされているのかもしれません。

 水上氏によれば徳兵衛は気弱な男とのこと。大阪ならではのラブストーリーの特徴とは?