(新)シナリオ・センター大阪校 鳩子の日記

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 窓をあければ澄みわたる青空! 満喫されていますか? みめぐみの秋ですね。

 むかし大正時代から昭和初期の古着の着物を洋服にリフォームする仕事をしていました。縫い糸をほどくと手仕事が息吹くように伝わります。半襟や裾に舞うような刺繍の花びら。絹糸の結び目などは見あたらずみごとになめらか。

 バルザックはウクライナのハンスカ夫人に十八年ものあいだ膨大な量のラブレターを書いて、ついに妻に娶り、五か月後に亡くなりました。夫人に偉大な作家と認められたいがゆえ膨大な量の喜劇を書いて書いて書きまくったそうです。

 小説を書いていた或るご婦人にアントン・チエホフは手紙で感想を綴っていました。

「まる一年かかって長篇小説をお書きなさい。それから六か月がかりでそれを短くする。だが、元来、書くのではなくて、紙の上にぬいとりをしなければならないものなのですよ(略)」

 刺繍の繍と書いて「ぬいとり」。ステキな響きの言葉ですね。そう云えばウクライナや東欧のソロチカ(ブラウス)には繊細な刺繍が。女性の優しさ愛らしさを彩っていますね。

 小説でのぬいとり。それは、ととのえ、まろやかにふくらませ、命あるものへと光と陰をあたえ、形にあらわれない情感や情念が伝わるよう描写すること。

 シナリオのぬいとりは? やはり人物ですね。人物にふくらみがあるか? おくゆきがあるか? 光と陰が情感ゆたかに放たれているか? 

 クリミア半島のリゾート地、ヤルタを舞台にチエホフが描いた恋愛小説『犬を連れた奥さん』。チエホフの終の棲家が今も遺ります。哀愁をおびたウクライナの女性像が多くの名作映画に光と陰を放ちます。『黒い瞳』『ひまわり』『機械じかけのピアノのための未完成の戯曲』。クリミア大橋爆破のニュース。浪漫が破壊されないことを祈り…