(新)シナリオ・センター大阪校 鳩子の日記

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 三角関係の映画ではトリュフォーの『突然炎のごとく』。アンリ・ピエール・ロシェと云う美術商が若き頃の恋を描いた小説が原作。74歳にしての処女作。最初は評価されなかったのですが、トリュフォーが彼の本をみつけ感銘をうけました。トリュフォーは二十歳の青年。アンリからは54歳も年下でした。孫とお爺ちゃんほどの二人。ステキな出会いですね。

 若い頃を思い出し綴られているものの、描き手が高齢であるところから、死生観をともない恋を視つめる視線が表現されています。

 一人の女と二人の男の同居物語。フランスの小説では、ゾラの『居酒屋』がそうですね。こちらも映画化され、名作です。ヒロインは男たちに虐げられ、利用されつづけます。男たちは女が洗濯女をして稼いだお金で、昼間から毎日吞んだくれているアルコール依存症。

 同じ同居ものでも『突然炎のごとく』でジャンヌ・モロー演じるヒロインは、マゾッホの『毛皮のヴィナス』のヒロインのようなS性を露わに、なにをしでかすかわからない自由奔放な女で、男たちは翻弄されてゆきます。映画公開当初、ヒロイン像はフェミニズム運動家の女性たちに絶賛されたそうですが、トリュフォーにフェミニズム映画の意識はなく、恋愛を表現した映画であると主張したそうです。

 ロシェお爺ちゃんが回想した青春時代と、『居酒屋』の背景となる時代は19世紀後半で、ほぼ同時代です。かたやベル・エポックの芸術家たち。かたや不安定な国政に喘ぐ労働者階級。女性の位置と人生のありかたを考えさせられます。

『突然炎のごとく』のヒロインのモデルとなった画家のマリー・ローランサンはのちに同性を愛します。ローランサンは反骨精神の人だったのかもしれません。同性のパートナーを得て、彼女は旺盛な創作活動により、人生の花を満開に開花させます。