昔、昔、ある村におじいさんと彼の犬のポチ(たぶん、ポチだった)が住んでいました。
ある日、ポチはおじいさんにワンワンとないたのでおじいさんは「そうかおまえもあのウワサの犬のようにわしを宝物のありかに案内してくれるのか」と思ってポチのあとについて行きました。
ポチはあるところまで来ると立ち止まり「ここ掘れ、ワンワン」と吠えました。
おじいさんは期待に胸を膨らませて、その場所を掘り始めました。
ところが掘れども、掘れども宝物は出てきません。やっと鍬の先にコツンと手ごたえがありました。「とうとう宝物だ!」と思った瞬間、おじいさんがそこで見たのは宝物ではなくてゴミとガラクタだけでした。
おじいさんは怒って、ポチのしっぽを掴んで振り回しました。
ポチは振り回わさられながら。おじいさんに叫びました。
何と叫んだと思いますか?
ポチは「放さんか(ハナサンカ)ジジイ!」と叫びました。
花咲ジジイではなくて
ハナサンカジジイのお話でした。