オーガニックマーケットにて | ケニアのマトマイニ(希望)を育てる

ケニアのマトマイニ(希望)を育てる

1987年から30年続いたマトマイ二・チルドレンズ・ホーム。その卒園生達と共に、貧しさ故に子どもを困窮状態に追いやっているスラムのシングルマザーの自立援助に力を注いでいます。マトマイニ第2章の始まりです。

15年以上経って出会ったレジーナさんとジェーン。2人はSCC職業訓練校の同級生だったのです。

フェルトアニマルにネームを入れる注文も受けたので、ジェーンはネーム入れで修三は売り場担当で忙しく、私は弁当調達で食いしん坊をしてました。

 

 

先週土曜日、日本人学校でバザーが開催され修三とジェーンと一緒に参加しました。

 

同日、日本人学校に行く前に、オーガニックマーケットに寄りました。ここにはバハティさん姉妹が出店されています。「マトマイニのキクモトに会いたいっていう人が居るんですよ」と、一人の女性を呼びに行かれました。その女性はジェーンを見るなり「わあ、ジェーンじゃない。懐かしい」「あら、レジーナ」と抱き合ってました。

 

その後レジーナさんは私に挨拶し「お目にかかれて光栄です。私はSCC職業訓練校陶芸コースの訓練生でした。学んだ技術を生かしてここにお店を出せるようになりました。お礼を言いたくて探してました」

 

今のフェルト工房の前身が職業訓練校であり、ある財団から3年間運営資金の助成を受け、陶芸・織り紡ぎ・農林業の3コースを地域住民に無償で提供する学校としてスタートしました。ところが助成金が終わった時点で、材料費や先生の給料も捻出できなくなりプロジェクトは消滅寸前になりました。

 

以来「売れるもの」を模索し約10年の試行錯誤を重ねてやっとヒットしたのが、織り紡ぎコースで教えていたフェルト工芸でした。

 

一方「重くて壊れ物なので売れなくて止めました」と失敗例として話すのが陶芸コースでした。

 

レジーナさんに「おかげで人生が変わったんです。有難う」とハグされた時、プロジェクトは終了したけど、やっぱりやって良かったなあと思わずホロリとしたのでした。