3月14日ケニアに無事到着 | ケニアのマトマイニ(希望)を育てる

ケニアのマトマイニ(希望)を育てる

1987年から30年続いたマトマイ二・チルドレンズ・ホーム。その卒園生達と共に、貧しさ故に子どもを困窮状態に追いやっているスラムのシングルマザーの自立援助に力を注いでいます。マトマイニ第2章の始まりです。

シナイと警備員のジョン・コネさん。干ばつでマサイの家畜はバタバタ死んでいると嘆いています。

マサイマーケットで使用済みの段ボールを購入。森林のない国では段ボールは貴重です。

 

昨朝ナイロビに戻り着きました。復路はKLMで関空→アムステルダムでケニア航空に乗り継いで→ナイロビ。機内が20時間プラス空港での待ち時間が5時間半という長旅で、アムステルダム空港からナイロビまでボーイング787機はほぼ満席でしたが、極東アジア出身らしい乗客は日本人の私一人でした。珍しいことです。ちなみにKLMもケニア航空も機内食もサービスも好々でした。アムステルダム空港でたっぷり休んだのでナイロビに着いてもあまり疲労感はありません。

 

マトマイニでは修三とシナイとマサイの警備員さん2人が迎えてくれました。工房のママ達にもササッと挨拶して、すぐナイロビの町に出かけました。火曜日はマサイマーケットの日なのです。日本に送る荷物に入れるアクセサリー少々と、小包用の段ボール箱を買いました。マーケットにいつも居るお土産売りのママや青年の姿はなく観光客たるや皆無で殺伐とした雰囲気でした。マーケットの入口付近にたむろする若者は「俺が案内するからそこで買え!」と大変な剣幕で殺気立っているように感じました。

 

多分、このマーケットの風景がケニアの近未来を物語っているのではないかと思います。

 

両替もしました。1ケニアシリングは1.19円です。