マトマイニは無事です | ケニアのマトマイニ(希望)を育てる

ケニアのマトマイニ(希望)を育てる

1987年から30年続いたマトマイ二・チルドレンズ・ホーム。その卒園生達と共に、貧しさ故に子どもを困窮状態に追いやっているスラムのシングルマザーの自立援助に力を注いでいます。マトマイニ第2章の始まりです。

マトマイニ・チルドレンズ・ホーム-fureai

ーーふれあい祭り ナイロビ日本人学校の校庭にてーー



長い間ブログを更新しなかったため、「病気?」とご心配をおかけしましたが、サバイバルしてますので、ご安心下さい。


9月21日ナイロビのウェストランド地区にある高級ショッピングセンター「ウェストゲート」を武装勢力が襲撃し、死者62人負傷者175人(もっと増えるはず)を出したテロ事件の報道を見て、「マトマイニは大丈夫ですか」のメールを沢山いただいた。




日本人が被害にあわずに済んだのは、事件発生当時、日本人会のふれあい祭りが日本人学校の校庭で開催されていたのが幸いしたかも知れない。おしゃれなカフェや流行の先端を行くブティックが並ぶウェストゲートに週末に出かける人も多く、ふれあい祭りがなかったら、邦人の被害もあったに違いない。


事件の発表にあまり耳を傾けてなかったが、ふれあい祭りを終えて、マトマイニに帰ってテレビをつけて、事件の大きさに驚いた。


イスラム過激組織アル・シャバーブが自分達の犯行と発表しているものの、事件発生後6日目の今も、まだ「誰が何を目的にどのように仕組んだ」かが分からない上、何人の被害が出たかも明らかではない。


翌日、このオンガタロンガイの町で著名なマスコミ関係者が自宅前で射殺されたし、昨夜も北部国境の町で発砲射殺事件で死者が出た。こういったわけの分からない一連の事件もアル・シャバーブの仕業なのか?黒幕は誰か?


ケニアの空は黒雲が覆い、地には不安と戸惑いと怒りと悲しみが満ちている。