ジェトロファの新芽。枯れないでほしい。
子どもは時にどうでもいいウソをつくこともあれば、ウソのような話がホントだったりもする。全部に耳は貸せないので、気が向いた時のみ信じることにしている。
「イボイノシシが3頭居ついているらしい」との話には、
「じゃあ、12人子どもがいるから4人で一頭ずつ狩ろう」とのってみるが、
「犬をも飲み込む大蛇が下の川にいる」とのジェンガの言葉はただいま聞き流し中である。
我らが名犬ミッシーが飲み込まれた日には、ジェンガとミッシーにひれ伏してあやまろう。
さて、ウソかホントか、目下一番気になっているのは、9月11日付にも書いた「ウカメ」(干ばつ)予報である。
10月から12月の小雨季に、ほとんど雨が降らないとニュースでは言っていた。 枯れていく草木と、憎たらしいほどにはりきっている太陽を睨みつつ迎えた10月。 降らない。
10月も後半に入り、長い干ばつを覚悟し始めた先週。 降った~!それも3日続けて。
いい雨だった。草花は一気に蘇った。
いくら水をやってもずっと沈黙を続け、もう死んだものかと諦めかけていたジェトロファの木も芽吹いてみせた。毎朝の地道な水撒きにも応えてくれなかったのに…たかが3日間の雨に負けて少し悔しい。自然はやっぱり偉大だ。
雨季の息吹にホッとして畑のジョンとポールも野菜の種を蒔く。ついでに牧草も植え、準備万端。
さあ、来い、雨!
…あれ?
あの3日間以来、ハテ、パタリと止んだ雨。
草も木の芽もナメクジも、皆浮き足立って出てきたというのに、空のそっけないこと。風が吹き雲が出て、降りそうなのに降らない、思わせぶりな態度が続く。
困ったなぁ。気まぐれでもいい、雨よ降っておくれ。3日坊主はヒトの特権だよ。
「雨は降ったか?」母から届いた短いメール。「降った」
「雨は続くのか?」ケニア国民全員の疑問。はてさて。
ウカメ予報、この様子だとホントかもしれない。
ウソであってほしい話ほど、現実になったりする。
ミッシーの川での水浴びを、明日から禁止にしようか。
