今日は秋晴れの気持ちいい天気だ。

去年の今頃は抗がん剤4クール目の終わりごろ。副作用でボロボロになった足や手の皮膚。

こともあろうにその足を、裸足のままロードバイクにまたがって、こけそうになりペダルとギヤを踏み抜いてしまってけがをしてしまった。

泣きっ面にハチとはこのことだ。

 

引き続き手術までを振り返ってみる。

 

2017年6月12日 

入院を明日に控えた前日の午後、田舎で暮らす母から電話がかかってきた。体調がよくないらしい。救急車を呼ぶのは嫌だといって聞かない。母には、心配するので、入院、手術のことは話していない。ふと明日の入院を取りやめて帰ろうかと思ったが、近くに住んでいる叔父さん(母の実弟)に電話して母を病院へ連れて行ってくれるように頼んだ。叔父さんには、大腸がんが見つかったこと、手術をすることを手短に話した。すぐに行くと言ってくれた。

その後、連絡があり、不整脈が出たようだが今は回復しているということだったのですこし安心した。母には申し訳ないことをした。すぐに帰れなかったこともだが、丈夫に産んでくれた体にメスを入れるようなことになってしまった。申し訳なかった。叔父さんからの電話を切ったあと、声を出して泣いた。

 

2017年6月13日

入院。期間は3週間となっていた。術式は腹腔鏡。身長体重を測る。169.2cm, 72.5kg 身長が縮んでいる。

 

18:00 術式などの説明を受けた。低位前方切除術。これまでは、S状結腸ということだったが、RS直腸がんという分類になるらしい。

人工肛門の可能性も0ではない。ステージは3aあるいは3bと予想されるということだった。

20:00 就寝したが寝付かれない。やはり緊張しているのか2時間くらいで目が覚める。そうこうしていると23時頃に緊急入院の患者が同じ病室に運ばれてきた。腸閉塞のようだ。その患者さんは何回も経験しているのか、勝手知ったる様子で、薬の種類やなにやら,薬剤師さんや看護師さんを呼んではいろいろ注文を付けている。余計に寝られなくなった。

 

2017年6月14日

6:00 起床。「生命の暗号」の続きを読む。読了。

    今日は手術前の検査や準備で忙しい。内視鏡検査をするので、昨晩から絶食。

8:15 下剤を飲み始める。

9:30 麻酔科へ説明を受けに行く。棟が違うのでエレベータで降りて、麻酔科のある棟に向かう。下剤の入ったボトルをもって飲みながら行く。

  途中で出そうになったらどうするのか。手術前の口腔外科の受診も飲みながら行けと言われたがさすがにそれは勘弁してもらった。

14:30 内視鏡で切除範囲にマークを付けられた。

   部屋は個室に移った。

   人工肛門になった場合のためにお腹に4か所の目印を書かれた。ならないことを祈る。

17:00 シャワーを浴びる。

21:20 就寝。バタバタとした一日だった。いよいよ明日は手術。「泣いても笑っても」とはこういう時のこと。