どれだけ頑張っも結果が出ないともがき苦しんでいる選手がたくさんいます。


行き詰まっている時こそ、自分自身の取り組み方を振り返るべきです。


そのポイントは努力の方向性だと思います。


取り組んでいること、努力していることが正しい方向に向けられているかを考えなければいけません。


指導する側も結果が出ないと練習量が足りないことが原因だと思い、練習時間を長くしたり、走り込みを増やしたり、トレーニング量を増やしたり、結果が出るまでどんどん量を増やしてしまう傾向があります。


もちろん努力が足りないことも関係するかもしれませんが、その限りではないと思います。


努力の方向性が間違っていると、どれだけ頑張っても空回りして、余計に結果は出ません。


不必要に時間や労力が増えることは苦痛で、これは独りよがりの自己満足ですね。


努力の方向性が間違っていると、夢の実現に近づくどころか、遠ざかるばかりです。


私は量より質の高い練習を短時間ですることがベストだと思っているので、今日行うこと、今取り組んでいること、そして目的までの道筋を説明して取り組めば努力の方向性はしっかりしてくると思います。


努力の方向性が間違えると、なかなか結果が出ないと思います。



迷走している選手、チームも努力の方向性が定まってくると、空みたいに雲の切れ間から青空が見えてくると思います。