Chattyなぼくら | The Scarteriesのブログ。

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ライブの告知からメンバーのぼやきまで。



つい先日、新百合ヶ丘Chit Chatで
ライブをしてまいりました。

まぁ結局ライブ慣れしていない
素人っぽさ全開のぼくらはぼくらのままで
でも、いい時間を過ごさせてもらいました。

自分たちのライブよりも
ぼくは内田さんワダさんのライブにおいて
心揺さぶられるものがありました。
今、これを見てみると
ただ邪魔しているだけのように見えますが…
(酔っ払った勢いでポコポコうるさいKYボンゴを叩いて
「もっとロックステディに!!」と内田さんから忠告を受けているのは
紛れもないぼくです…本当に恥ずかしい)


ぼくらみたいな素人バンドでも巻き込んで
音を生んでいく。
少なくともぼくはそれを楽しいと思い、
普段の嫌なこととか、考えなきゃいけないこととか
全部吹っ飛んで、その場をただただ満喫していました。


話は飛ぶようで飛ばないんだけど
たまに、なんでスキャテリやってんのかな~と
思うときは前からある。
別にやらなくても生きていけるし
むしろ優先すべきことは他にもあるんじゃないかって思うことがある。
精神的な未熟さゆえに、もういいやって思うこともある。
そこまでしてやる必要ないんじゃないか、って。

それでも、今、やっている。
その事実は大事にしたいなと思う。
どんな形であれ。

内田さんが、素直に音に合わせて
思いを語ったり歌ったりする姿を見て
素直に羨ましいなと思ってしまった。
「しまった」というのは
僕自身、羨ましいという感覚って
あまり許したくない感覚。
羨ましく思うくらいなら、自分でやれよって思うから。

スキャテリはだいぶ長いこと
トンネルの中にいる。
自分たちの音楽を楽しめているのだろうか。
これがなかなかできない。
なんでできないって自分たちのリディムすら
わかっていない。
常に、どこか、なんだか、違う
という感想。
何も知らない結成初期の頃の映像の方が
どれだけ楽しんでいただろうか。
考えるよりもできる範囲で想いのままに
やりたい曲をやっていたからだろう。
無知はひとつの武器になりえる。
バカになれ!というあの人の名言は
あながち外れちゃいないとぼくは思う。

考えながらやっている内は
きっとこのトンネルは抜けないだろなって
思っています。
でも、積み重ねだから。
今も、大事なひととき。

あと、思うのは
技術的な部分も大事なんだろうけど
音楽を生む側の考え方というか生き方って
すごく表れるんだろなと思う。
人にはいろんな生き方があるのだけど
自分に限っては
音楽をやるためには
生きていかなきゃいけないし
そのためにはお金を稼ぐことが必要だし
そこにいかに必死になれるかで
いかに素直に必死になれるかだ。
周りの目なんか関係なくて
どれだけ自分で納得できるか。
油断すると他人基準になってたりして
あ、いかんって思って、修正する。
他人の基準なのか自分の基準なのか
わからなくなったりもする。
けど、そしたらもがく。それっきゃない。

抽象的な話だけど
毎日仕事して、人間関係に揉まれて、
家庭もあってお金のこともあって
必死にやっていく中でやるスキャテリの音楽。
たいしたことないのなら
人も呼べないようなバンドであるなら
ぼくはまだまだ必死に生きていないってことなんだなって
思うようになりました。

これは
絶望じゃなくてぼくにとって希望。
まだまだ上を見れるからね。
まだまだやれるってことだからね。


もっともっと
やってやりたいと思っとります。




あーにしてもChit Chat楽しかった。
内田さんといえば、うちのドラムも
内田さん。
そして内田さんことウッチーの別名は「Chatty」。
この単語、覚えておいて損はありません。
11月16日、町田でお待ちしております。
・・・無理やりか?


doka