首都高を爆速で往ぬる一月(首都高バトル2025 レビュー) | 赤のブログ

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「あぁ~なんだか首都高走りてえなぁ~」

 

そう思ったことはありませんか?

そんなアナタにオススメのゲームはこちら。

 

 

 

 

このゲームで迫真のバトルを繰り広げてみませんか?

 

ドゴォ

 

 

【TIPS】レースゲームはアクセルから指を離せないため

かっこいいシーンはなかなかスクショできない

 

 

以下はレビュー。アーリーアクセスなのでざっくり書く。

 

 

★概要

走り屋が夜な夜な鎬を削る首都高でバトルを仕掛けていき、どんどんレースを行うゲーム。

車両は実在の国産メーカーのみで、バンパーの変更やエアロパーツの追加などで自分好みの外観に変えた車でレースができる。

 

ギア比ブレーキの効きなども調整でき、性能面も自分好みに変えられるのがポイント。

ストーリーはフレーバー程度に添えられており、演出を深く濃いものにしている。

ちなみに、撃破したライバルの情報は、車両のほかにドライバー本人の情報も見られるようになっている。

パーキングエリアにもドライバーが集まっており、ドライビングテクニックのアドバイスや、日常生活を伺わせるような話をしてくれるのも面白いポイント。


★システム全般

ライバルにレースで勝つとCP(お金)がもらえ、初回撃破ではBP(PERK獲得ポイント)ももらえる。

PERKの獲得によって車両や改造項目が解放できるため、初見のライバルをボコボコにぶちのめしながら金も稼いで車を強くするのが目的。

アーリーアクセスではあるが、ストーリーは現時点でひとつの区切りまで完成しており、普通にしっかり遊べる。

細かい調整が行われ、ライバルが追加されたら完全版として出るのかもしれない。

 

首都高に居る間はミニマップが表示されており、その中のアイコンでライバルとの対戦状況を判断できる。

通常の三角が雑魚三角が二重になっているのがボス(撃破対象)穴あきの三角が倒さなくても良い強敵

青は未遭遇緑は勝利済み黄は遭遇したが勝利していないという状態。

とりあえず目についた青か黄の通常三角アイコンに挑みまくり、すべてのライバルを緑にしていけばOK。

そうするとボスに挑めるようになるので、それも倒せばストーリーが進んでいく。

 

肝心の車のカスタマイズ性は非常に高い。

性能面も細かく変えられるため、直線に強い、カーブに強い、加速がスゴイといった特徴を持たせられる。

一方、クリア後に追加される車両やカスタマイズ要素が多いので、クリア前まではフルカスタム済みの車両が早々に完成してしまい、強化が頭打ちになりがち。この点が手伝って、攻略時の難易度に不安定なものにしている(後述)。

 

初期状態(色とデカールのみ変更済み) 

 

カスタム済み

外観はこんな感じでにシール(黒いデジタルっぽい模様)を付けたり、バンパーやスカート、エアロパーツの追加もできる。

ナンバープレートも自由に設定できる。画像の場合、初期の色からメタリック&マットの色に変えた。

 

グラフィックは非常に良く、レース中のBGMも爽快感があって良い。

 

 

★難易度

アーリーアクセスのため、現在進行形で手が加わっている部分。

前述したように、車両は多くてカスタマイズ項目も多いが、それらの要素を解放するPERKには、ストーリー進行状況でキャップがかかっている。

RPGで例えると、最終的にLv100まで上げられるシステムだが、1章ではLv30、2章ではLv45までしか上げられない、という感じの制限となっている。

このため、「車両1台のフルカスタムはそれほど難しくない=強化が頭打ちになる」というシステム上の制約が非常に厳しい。

 

これによって何が起きるかというと、雑魚は楽勝なのにボスが意味不明な程強いという構図が成り立つ。

本作では車線を塞ぐぶつけて他の車や壁に当てて減速させる、という戦法で相手の加速を遅らせて勝ちを拾いに行くことができるが、そもそもまったく追いつけないという状況も出てくる。

追いつけなければ何も干渉できないので、基本的に負ける。こちらはフルカスタムで強化できる要素はほぼないため、「どうやって戦えばいいんだ!!」と卍解を奪われてしまう時の護廷十三隊みたいな反応になってしまう。

よほどひどいカスタムでない限り、こうなる場面は多くはないものの、指では足りないくらいの回数は遭遇する。

 

一応、ちゃんと勝てる場合もある。

他車が多い箇所急カーブで減速が必須となる箇所などで勝負すれば、運よくライバルが事故を起こして勝てる。すなわち、最終的には相手のミス待ちである。

少しでも追いつくことができれば、車両に干渉して邪魔ができるので、お得意のルール無用残虐ファイトにもつれ込ませて勝てばよい。

 

これは未強化ハチロク(初期車両)でミステリアスホークにボコボコに負けていたとき。驚異の1勝36敗という戦績。

最終は相手が突然事故ったのですり抜けて勝てた。運である。

 

基本的には追いつけないと話にならないが、追いつくためのマシン強化の要素が限界まで来ているという状況になる。勝てない場合は勝つまでずっと追い続けるとどうにかなることが多い。

途中でナイトロシステム(ニトロ)が解放された後は、開始早々または衝突して減速した直後に使用して立ち上がりを速くすることで、強引に勝利をもぎ取ることもできる。

これを使用してもまったく追いつけない場合は、もうどうしようもない。ずっと追い続けてミスを待てば、いつかは勝てる。

ゲームのテクニックではなく、リアルラックとリアルメンタルが影響する根気の問題となる。気長にやろう。

攻略記事は後ほど書く予定。

 

 

※追記

 攻略記事を書いた クリア後のネタバレ注意

 

 

 

★総評

アーリーアクセスなのに非常に完成度が高く、今後が楽しみなゲーム。

難易度がやや不安定だが、頻繁に調整が入っているため期待が持てる。

私自身は本作が初めての首都高バトルとなったが、世界観への導入が丁寧でわかりやすく、操作もシンプルなので楽しかった。

 

アプデ次第でさらに化けると思うので、今のうちに買ってもまったく損はないと言える。

GTA5で運転シミュにハマったという経緯だったが普通に遊べたので、レースゲームが未経験でも楽しめるはず。

ちなみに、クリア後のユウウツな天使(ネタバレ回避)の撃破までは20時間ほどかかった。

 

現在ネックとなっているのはPERK解放の自由度のみ。

上げすぎると無駄なPERKを解放しまくって詰んでしまうリスクがあり、難易度の両立が難しいが、是非とも調整していってほしいところ。

 

 

最後は、本作で頻りに警告される内容を書いて締めとする。

 

道路交通法を守って楽しくバトル!

そんなこと書いてない

 

デュエルスタンバイ!

(このへんに回る千年パズル)

 

 

おわり