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今日はGW後、初めてK師範の授業がある日です。この日までに何とかK師範の7分51秒を超えるべく問題を解き続けてきました。
しかし、残念ながら10分を切るのがやっとのレベル(9分30秒)でしたので、Kさんには「今はこれだけ練習してますが、まだKさんのレベルに達していないので、もうちょっと頑張ってから再戦させてください」と伝えました。
するとKさんは、「けっこう計算問題解いてるんですね。ところで私、お母さんに新しい計算問題集を買ってもらいました。」と笑顔で宣告されました。
なんとKさんもさらに計算力に磨きをかけるために修行を始めていたのです!!!元々は生徒の計算力向上を目指して始めた「ゲーム」のようなものですが、よいよ私も後には引けなくなってきました(笑)生徒同士で切磋琢磨し合うのが本来の目的でしたが、いつの間にか私が楽しんでいます。
そもそも、私は子供の頃から勉強を「遊び」に変えるのが得意でした。中学受験を経て、どうせ勉強しなくちゃいけないなら楽しくやりたいみたいな感じで、塾の友達を巻き込んでよく勉強で遊んでいました。
最近よく自習にくるMくん・Yちゃんとこの間遊んだのは「国語辞典調べゲーム」です。調べたい言葉を何秒で調べられるのか競争するゲームです。Mくんは普通に調べると約20秒くらい掛かります。ところが私が調べるとだいたい8秒くらいで調べることができます。
Mくんは「なんでそんなに早いの?」と質問してきました。私は国語辞典の側面のア行~ワ行の厚みで、調べたい言葉がだいたいどの辺りに載ってそうか、当たりを付けて調べています。だからMくんにやり方を教えた後、「運が良ければ最初に開いたページに調べたい言葉が載っているよ。もし、それができたら気持ちいいぜ」と伝えました。実際、私の愛用する岩波国語辞典(第5判)で何度もやったことがあります。まぁ、勢い余って何ページか破いちゃったこともありますが…。
その日、Mくんが一生懸命調べ始めたこともあり、1つあたり15秒くらいで調べることができるようになりました。私はMくんに最後にこのように伝えました。
「国語辞典は使い続けることで手になじんでくるから、もっと早く調べられるようになるんだ。俺も自分の国語辞典なら5秒台は出せるよ」
Mくんは「まじかー」と言っていましたが、これから彼が国語辞典引きマスターになるべく言葉を調べまくるか楽しみです。いつかMくんとも対決する日が来るかもしれません(笑)
一見、「勉強」と「遊び」は相反するものですが、やり方によっては楽しく勉強できるはずです。生徒たちが「学ぶ」ことに前向きになれるように、今後もいろんな「勉強のやり方(遊び方)」を提案していきたいと思います。
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