今週は夏休み最終週ということもあり、本校の授業スケジュールが厳しく、いろいろ大変だったです。そんな中、受験対策講座の骨子を固めて、今年度の受験対策講座の案内状や申込用紙などを作っていました。また、校舎のHPも夏期講習の案内を削除して、定期テスト対策へ更新なんかもしてました。
ということで、3日ぶりのブログ更新です!何か言い訳がましいですが、自分の琴線に触れる出来事がないと筆がすすまないのも事実なので、ご容赦ください。
今回、言い訳ばかりの私の琴線に触れた出来事が昨日の授業の『掛け算』です。計算スピードを上げることを目標に塾に来た小2のYちゃんは、夏期講習を経て
繰り下がりの引き算 ⇒ 3つの足し算 ⇒ 三角形と四角形 ⇒ 掛け算
まで進みました。もともと、ご家庭でも1・2・5・3の段の掛け算の暗記をしていたそうで、それなりに覚えていました。ただ、逆掛け算(3×9、3×8、3×7…と逆から言う掛け算)で質問すると詰まっちゃうことがあるので、スラスラ言えるように何度も練習しました。
昨日の授業では、バラバラ掛け算(1・2・5・3の段をランダムで答える掛け算)もキチンと答えてましたし、おとといの保護者様からのメールでは4と9の段の暗記も始めたとかで、ご家庭のご協力をいただいて、順調に掛け算の暗記が進めそうです。
最終目標は、
□×□=32の□に入る数字は?
上記の問題を一瞬で答えられるようにすることです。この問題が解けるようになると、小5で学習する公約数や、中3生の今回の定期テストの範囲である平方根の計算スピードを上げることができます。
さて、昨日はYちゃんの授業を戸塚でやったあと、本校に移動して授業を行いました。小5のSさんと授業をするのは1ヶ月ぶりです。前回は倍数・約数を学習しました。
★前回の授業の様子
昨日の授業では、久しぶりに倍数・約数をやったようで、公約数をだいぶ忘れていました。ただ、すだれ算は何となく覚えていて、最大公約数は割とすぐに答えることができました。
倍数・約数の単元を小学校で学習するのはもう少し先なので、今から慌てることはないです。しかし、昨日の授業ではSさんの掛け算の反応が鈍いのは少し気になりました。
例えば、49の約数を答えさせる問題で、Sさんは49÷2や49÷3を計算しようとするのです。掛け算をしっかり暗記していれば、49の掛け算(九九)は7×7しかないと分かるはずです。
掛け算はできるけど暗記が十分じゃない子は、パッと見ただけではその数では割れないと気付けません。そのため、何でも筆算をして確認しようとします。筆算自体は悪いことではありませんが、計算しなくてもいい計算をしていては解答するスピードは著しく落ちます。
掛け算は、学年が上がるごとにその大切さを感じるはずです。Yちゃんは小2ということもあり、掛け算を極める時間は十分にあります。掛け算はただ暗記して満足するのではなく、より高いレベル(私が最終目標に挙げている問題を即答できるくらい)で暗記できてこそ、上の学年になっても活きてくると思うのです。
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