昨日に引き続き、Wもぎの社会対策について書いていきます。
★問題/配点(H28)/解答時間(目安)
問1【世界地理】/20点/15分(記述に10分)
問2【日本地理】/20点/8分
問3【歴史(古代~近世)】16点/4分
問4【歴史(近代~現代)】14点/4分
問5政治【憲法】16点/4分
問6経済/14点/15分(記述に10分)
私が指導してきた中3生は社会が苦手な生徒が多いです。そのため、中1・2で学習した内容をほとんど忘れているため、問1~3はほとんど勘で解答している状況です。多くの中学校で前期期末テストの範囲である「戦時中の日本の歴史」は問4の範囲と被るため、ここで何とか得点しているのです。
そろそろ後期中間テストが近いため、この時期に問1~3の範囲を復習しても後期中間テストの試験範囲が気になって頭に入りません。そのため、記述のみ対策することにしています。
神奈川県の公立高校入試で記述が出題されるようになってから4年が経ちましたが、出題箇所は以下のようになっています。
H25(2013)…地理(問1)、歴史(問4)
H26(2014)…地理(問1)、歴史(問4)
H27(2015)…歴史(問4)、公民(問6)
H28(2016)…地理(問1)、公民(問6)
地理・歴史・公民がまんべんなく出題されているのがお分かりいただけると思います。どの単元もグラフや資料を使い、キーワードを必ず用いて制限文字以内で解答するのですが、私が見てきた中3生は公民の記述を苦手にしている子が多かったです。そのため、比較的書き易い地理・歴史の記述から演習しています。
生徒に記述を書かせる時には、まず何を書かなければいけないかを確認させています。国語と同様に内容がずれている解答をする生徒が多いからです。そして、グラフから読み取れるキーワードがあれば、その解説をおこないます。
(例)開発途上国の輸出品目が偏った棒グラフ→モノカルチャー経済
その後、解答に必要なポイントを押さえた上で生徒に記述を書かせます。いざ書いてみると字数が足りなかったり、逆に多かったりするのですが、字数調整を生徒自身に経験させるのもこの授業の目的の1つです。あとは模範解答と大差ない内容の記述を10分以内で書けるように練習をするのみです。
Wもぎを受験するときには、記述問題に時間を掛けていると選択問題を解く時間がなくなります。初めに書いた通り、選択問題に掛けられる時間は各4~5分くらいしかないからです。そのため、後期中間テスト後に社会の暗記を各単元ごとに総復習しなければいけません。
生徒から「暗記のコツみたいなものはないの?」と質問を受けることが多いですが、単純に「教科書をよく読めばいい」という解答は納得してもらえません。そのため、私が実践した暗記のやり方を紹介しています。暗記のやり方は人それぞれだと思いますが、私の暗記のやり方についても機会があれば書いていこうと思います。
最後までお読みいただきありがとうございます。
下のボタンを押していただけるとうれしいです!
↓↓↓