の続きです。

フランス語でイヤーコーニングを
検索していると、スイスのフランス語圏の
イヤーコーニングに関するサイトが
上がって来ました。
そしてスイスの健康チャンネルが
イヤーコーニングについてある女性に
インタビューしている動画に辿り
付きました。

その女性はジジ・ハミルトンという
スイス在住のイギリス人で
長い年月をかけてイヤーコーニングを
研究し、最終的にキャンドルやコーンを使った
耳の温熱療法をOtothérapie (オトテラピー)
と命名し、ジュネーヴでセッションと講習を
している人でした。

更に見つけた彼女のホームページには
イヤーキャンドルやコーンを使った
オトテラピーについて沢山のことが
書いてあります。

ジジ・ハミルトンさんは1987年に
リフレクソロジーの資格取得のために
スイスで勉強をしていましたが、
ある日手にした小さな雑誌で
初めてイヤーコーニングを知ることに。
そこから彼女は研究を始め、自国である
イギリスにイヤーコーニングを紹介します。
その活動の中で、色々な国の人が
それぞれの国でのイヤーコーニングの
存在を教えてくれたそうです。

クレタ島出身のリフレクソロジストは
リフレクソロジーにイヤーコーニングを
取り入れていると。何故なら彼の村では
その療法はずっと以前から使われていて、
そこでのイヤーコーンは新聞紙と蜜蝋で
作られ、燃える速さを遅くするのに蜂蜜を
加える工夫がされとか。

またイタリアでは
チーズ作り用のモスリン布で
アメリカ先住民マスコギー族は
トウモロコシの葉を、
インドでは乾燥させたパピルスの種でと
世界各地で色々な材料を使って
イヤーコーンが作られているなど
沢山の情報を彼女は得たのです。

また、彼女はアリゾナ州セドナで、
イヤーキャンドルを作っている
ある女性に出会い、その人から
キャンドルを使う理由について、
古くから伝わるメッセージのことが
書かれた記事を受け取ったそうです。

そして、その起源が漠然とした遠い過去の
多くの伝統療法にあることに彼女は
気付きました。


地中海地方ではイヤーコーニングは現在でも民間療法として存在しているそうです。