の続きです。

2022年の7月、イヤーコーニングの
セラピスト“灯し手”となり、
パリに戻ってからイヤーコーニングの
知名度&認識をGoogleで検索したのですが
Ear coning と打っても出てくる内容は
Ear candling。
そう、英語圏ではイヤーキャンドリングの
名で知られているのでした。
その違いはコーンを燃やすのか
キャンドルを燃やすのか?で
蜜蝋とコットンで作られたものの形が
円錐形→コーンか
円柱形→キャンドル
かの違いのようです。

そしてそれは
自然な方法で耳垢を取る
効果があると。
でも出てくるサイトの殆どが
その効果を否定し、逆に危険な行為だと
批判と注意を呼びかけているのです。
えっ! 耳垢なんか取れませんけどびっくり

他にHopi candleという言葉が出てきます。
ホピ族が使っている耳を傷つけずに
耳の衛生面を保ち、しかも心身の健康、
リラックス効果が高いナチュラルケアと
あります。
少し私が体験し習得した
イヤーコーニングに近づきますが、
このホピキャンドル、実はホピ族から
自分達はそんなものを使ってない、
勝手にホピの名を冠した商品を
販売しないでくれと抗議されています。


では、フランスではどうなのか?
ウィキペディアのEar candlingの
他の言語でフランス語をクリックすると
フランス語では
Bougie d’oreille (イヤーキャンドル)
Bougie auriculaire (耳介キャンドル)
Bougie Hopi (ホピキャンドル)
と書いてあります。
そしてそれらを使って
フランス語で検索すると
La thérapie thermo-auriculair
耳介温熱セラピー
という言葉に突き当りました。
効果は耳の衛生とリラックス。
更にこのセラピー名で検索をかけると
スイス・フランス語圏のサイトで
「この方法は、隣接する外耳の圧力の
バランスをとり、体の血液とリンパの
循環を活性化し、耳の器官を刺激して
バランスを整え、耳管を通じて
喉頭咽頭腔の器官に影響を与えます。」
とあり、具体的に解説されているのです。

そしてスイス在住のある女性に
辿り着いたのでした。