日本海側最大の「網野銚子山古墳」の現地説明会が、11/25の午後に

京丹後市教育委員会・文化財保護課から実施されました。

幸い雨が降らない時間となり、約60人の参加者は、熱心にその説明に耳を傾けていました。

※平成19年~21年・・・・範囲確認調査実施。

    24年~26年・・・・指定地の公有地化の推進。

    27年~   ・・・・ 整備事業計画・発掘調査。

★『調査の結果、平成28年度に確認した後円部先端部の位置から、「網野銚子山古墳」の

  墳丘長は、約201mであるものと推定できる』と説明がありました。(今までは198m)

 

 

※下記写真は、「銚子山古墳」の後円部。

  ・日本海側でNO.1の前方後円墳であるということは、4世紀末~5世紀前半に、

   丹後地方には有力な政治勢力があったという説があります。 

   いわゆる『丹後王国論』を裏付ける遺跡の一つと考えられます。

  ・大正11年、「国指定史跡」。

  ・当古墳の周辺も整備し、数年先には、「古墳公園」として公開予定となっています。

 

※下記写真は「虹の八丁浜海岸」。 11/25。

  古代には、渡来人が朝鮮半島から日本海の山陰海岸・当地へと

  やってきたと思われます。