午後、空港へ迎えに行った時のことだ。

到着ロビーで目にした「山笠」。
勇ましいその山笠の題目は「威風震十方」。
折もおり、解説に食い入り読むと
……不動明王は私たちに今の世の中の先の見えない状況を打ち破り、希望と安心を与え、国民の心をひとつに新しい礎を作ってくださるものと信じます。……人形師
……山大工

しばし立ち尽くし、その勇ましく力強い姿に見入る。
今年の弥生三月から、卯月四月を生み出すことの苦しみは計り知れない。

モノクロの心も、少し彩り始める。

こんな時、
こんな詩を知る
桜だといふ
春だといふ
でも一寸お待ち
どこかに泣いてる人も
あろうに
山村暮鳥「桜」

感動の記事を目にする。
「震災の夜、避難所で産気づいた。被災者の女性達が協力して、暗闇の中 懐中電灯の明かりで、裁縫用の糸で臍の緒を縛り、「君」を発泡スチロールに入れて暖めたという。 その君と我々は誕生日を同じくするきょうだいかもしれない。
いままでよりも他人の痛みに少し敏感で、涙もろくなった新しい人生を歩み出そうとしている」

更に、原発事故による人災まで。
人類の奇跡的発明を、
人類の生命のために捧げる
はずだったろうに………
巨大な地震、津波、火災が一度に日本列島を舐め尽くしていこうとしている。

M8・8の巨大地震は、
東北地方太平洋地震と命名。

わが家も早速 対策本部 を立てる。

関東に家庭を持つ愛しい彼等は、職場と家庭でそれぞれ地震にあった。
こんなとき携帯電話は通じなくなる。

大観して冷静な判断をする彼、
感のいい 彼女
この二人だったら、対策本部どころか、伝言係でよさそうだった。
素晴らしい落ち着きの二人に、感謝さえしたくなる。

電話が通じました、と言うことで 真夜中12時近く対策本部は解散とする。


日本列島、大変な災害となった。
お亡くなりになった方々のご冥福を祈り、休みましょう。

明日のことは、明日考えましょう。
sleep over!