快晴だった。
渋谷の松濤美術館へ行きたくなった。

渋谷のスクランブル交差点から道玄坂を登る。

途中、大好きな空間の文化村喫茶で爽やかなブルーの紫陽花にかこまれた空間で憩う。

10分も歩くと松濤美術館。
なんと、臨時休館!
足立美術館に似た気品高さもあってフラリと行きたくなる美術館。

松濤陶磁器美術館や能楽堂、豪奢な住宅が続く。

そぞろ歩くことの楽しさ、新発見にワクワクする。

NHKではエコフェスティバルでにぎあう。
緑そよぐ並木に沿ってイベントテントが続く。

行列に参加して、エコバッグ作りに夢中になる一時も。

感嘆の声をあげながら、バラ園を通り抜けると、アウトドアを楽しむ人達でごった返してるようで三々五々ゆったりと楽しんでいる。

外国人が多いのにびっくり。
一瞬、外国かと思う雰囲気だ。

芝生で憩った後、明治神宮(原宿)へ出る。

不思議なファッションの集団にびっくり。
なるほど、原宿。

青山通りを散策する頃は、岡本太郎モニュメントが夕日に優しい。


ひと時も休むことのないような、賑やかな渋谷駅へ再び出る。


ゆったりとレストランの椅子に背を埋める頃は、すっかりネオンの町となる。

サプライズに溢れた、気ままな散策の一日。
国会議事堂の頭脳に当たる国会図書館。
議事堂に隣接する。

その人の書斎の書棚は、ある程度その人がみえる。
長期滞在の東京。
その書斎の書棚には、厳粛な気持ちにさせられ、書棚の前からしばし離れられない。

難しいなぁと思いつ、数年前に読んだ「帝国の興亡」読んだ本も目につく。

英語のぶ厚い蔵書がびっしりならび。

とても手にとって読む力はない。

学者の頭脳は奥深い。
近寄りがたい書物に圧倒されながらも、好奇心で引き込まれていく。

渓谷、山やアウトドアの本もならぶ。
豊かな人柄がうかがえる。

書棚の主は、まだまだ若い。
日本の未来にどう関わる人間であるのだろう。

取りあえず、合間読書に、自宅の書棚にもあり まだ読んでなかった「ライ麦畑でつかまえて」
JDサリンジャー著 を 読みはじめる。
メタセコイヤが遠くの高層ビルより高く、天に昇る。

二子玉川の三つの高層ビルは完成も真近なのか、夜ともなるとポツポツとライトが灯る。

青空に白い雲がポカポカ浮かぶ。

天使が憩う緑の木陰をつくるメタセコイヤ。
高層ビルはスパンコールで輝く天使の椅子。
ポカポカ浮かぶ白い雲に、天使達はお昼寝の時でしょうか。

天使のように飛び回れない私は歩き廻ってみましょう。

花のない家、花のない道はないほど、美しく愛らしい町。

なるほど、ゆったり散策してみると、細やかな庭の手入れ、花の手入れにどの家も暇がない。
美しい町はこうしてつくられているのだ。

カーブのある懐かしの小道
緑の小道
風の通る小道

もっと、もっと名前を付けたくなる、叙情的小道に出会っていきたいちっさな、ちっさな冒険です。