ヨーガ教室の窓から大きな楠木が見え、その向こうに、たゆたゆと揺れるセンダンの大木がゆったりと青空に映えていた。

川の側で、お地蔵さんを守るように、数十年から百年近くになるかと思われる大木のセンダンは花を付けて揺れていたはずである。

数ヶ月休んだヨーガ教室の窓からは、楠木の向こうにセンダンの木はなく、青空が広がるばかりだった。

人の話では分からないが、ある人の申し出で切られたという。

何があったかは知らないが、「市」も簡単に「貴重な続く命」を断ち切ったものだ。


「センダンの精」が震えて泣いているだろう。

私の心の衝撃も、治まる術を知らぬまま、震えているのですから。
数ヶ月ぶりに「ヨーガ」へ行く。
硬くなった体が、少しづつ目覚めてくる。

心地良い いつもの2時間はフワリと天使にさせてくれたようだ。


昨日、海辺のレストランで人生を語り合った時のことだ。

友は言った。
「あなたが言ったこと、夢を語ったことは、その通りにやってきてるよ」

さりげない言葉のやり取りに、その言葉は どんなに大きな力になったことだろう。

特別なことを学んだわけでもないその友は、名コーチだった。
素晴らしい傾聴姿勢だった。

「会うことで、とても元気をもらい、幸せなの」
と 言う友の目は いつも 優しく微笑んでいた。
真っ白いビアノで奏でる曲は、二見ヶ浦を見下ろすレストランから流れ、潮騒との協奏曲は空中に舞い響く。

心地好い空間は、時が止まったかのような寛ぎに心身が溶けていくようだ。

糸島半島をぐるりドライブして、海辺のレストランに憩う。

知人である老舗の酒蔵やに立ち寄ったり、
知人である 大規模な胡蝶蘭栽培の社長夫妻を訪ねたり、
九大学研都市キャンバスをのぞいたりしながら、気ままなドライブの一日。

極めつけは、数百年の歴史ある酒蔵やの杏子の名木に、梯子をかけ、杏子狩りをさせて頂いたときは、子供のようにはしゃぎ、感動したものだ。

早速、杏子酒を造ることにしよう。