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11: 02 黙祷する。

聞きかじったその頃のことを想像する。
その関係の本を沢山読んだ知る限りのことを想像する。

一分の黙祷は長い祈りに思えた。

高校生の時、原爆記念式典で平和祈念像の前で歌った。
今でも続いているようで、テレビでみる懐かしい制服、灼熱の太陽にその制服は暑かった。

長崎の町焼かれ、
身寄りの骨埋めし焼土に 今は遠き故郷、
ああ許すまじ原爆を、
三度許すまじ原爆を、
われらの町に


全く 原爆のことを語ろうとしなかった父。

三菱造船所の社員として出張も多かったのだろう。
出張先からスケッチしたハガキやお土産が嬉しかった。
恐らく今思えば、戦艦大和や戦争の為の飛行機設計に極秘で関わっていたのかもしれない。

造船所社員有志で発行されていた原爆体験記が書棚にずらりと並べられていた。
物心付いた頃に読みはじめた数十冊の本の重みが、子供ながらにヒシヒシと伝わったように思う。


澄んだ目をして、育ちいく子供達のためにも、三度許してはならないと強く思う今日の祈りの日。

心より祈らずにはおれないのである。
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いつものように、松林を抜け海辺を歩く。

神のキャンバスは絶え間無い変化をみせる。
なんと見事な出来栄え!
神の御業に息をのむ。

幸せにも、一日読書ができた。

身をただす言葉に出会う。
祖母からよく聞いていたという。
「20代前に遡ると、ご先祖様の数は百万人にもなる。その百万人のご先祖様が、おまえのことを応援して下さっているのだから、いじけたり、怠けたりしてはいけない」

すごいなぁ
100万人のご先祖様が見守って下さってるんだ。
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感謝して仏壇にあげる。

大きくて、立派なメロンが届いた。
くんねっぷメロン(訓小府)、呼び名も難しい北海道産。
メロンのお尻が柔らかくなるまでお預けです。

以前、大分メロンがりに行った時のこと、自分で収穫したメロンの糖度を計って、食べ頃の日を教えて頂き、その日にカット。
見事な完熟、見事な甘さだった。

心のこもった大切な北海道からのメロン、タイミングに心をこめよう。
感謝です。

……………
町へでると暑さ知らず、乗り物も地下街もデパートもキュンキュン冷える。
一日過ごす天神は夕方の土砂降りの雨も暑さも知らぬまま用事ができる。

そんな一日をとったことで、見落としがちなちっさな用事もすっきり終わり、お茶をする頃は暗くなっていた。

いつも限られた時間で、限られた用事を済ませる今までと違って、新しい時間の誕生にちょっぴりワクワクの感。

新しい気づきができる天神遊びも悪くない。