SCan“風の旅”
定例ミーティングだった。 「素直さ」について三時間ほど語り合う。
各人の「素直さ」の捉え方で心の有り様は各人各様。
各々に気付 きができたことを喜ぶ。

大事にしている言葉がいくつかある。 その一つに……………
「時を守り、場を浄め、礼を正す」
この世は時間と空間と人間関係で成り立っている。 時が時間で、
場が空間で、礼が人間関係。
それを統一するのが立腰であるという
宇宙間 (森信三先生)
腰骨を立てる(立腰)ことが教育する上で基本だと、ある幼稚園では
背当てなしの椅子を使うことで自立した子供が育つと聞く。
背筋をすっくと伸ばし生きることが好きだ。

小戸ヨットハーバーから小戸公園 近くでドロップインコーヒー。
夕日が余りにも美しく海辺を歩いた六時頃のことだ。
沈みいく夕日が空も海もピンクに染める。夕日に鳥が入っていく。 美しい!! 海も私も瞑想の静寂の世界。

鬱という言葉は悪いことのように使われているが「草木が勢いよく繁る様をいう」。エネルギーがあって生命力があるのを鬱というと。 その鬱というエネルギーが外側から抑えられて十分に発揮できない状態を「鬱鬱たる気分」というのでないかと。鬱という言葉を分析すると二つの感情がある。 「憂」と「愁」。鬱は人間として大事なことではないかと思う。 それに耐えるということが大切で耐えることを重ねることで心が成長していく。どうやって堪えられるかなのだ。…………
五木寛之氏と松原秦道氏対談より
三時間ほど散歩した折りのことだ。
海を見下ろす丘の上のお洒落な家にコブシの大樹。 蕾が今にも開きそうに太陽の光を浴びている。コブシが満開になると青い海をバックにさぞ映えることだろうと再び来ようと思う。
能古島を望む玄海灘を見下ろすこの丘の上には別荘風の家が急斜面に張り付いたように建ち見事な景観だ。 時折この急斜面を上ってみたくなるのも長崎育ちだからかもしれない。
急降下して松林に入り自然の静寂を楽しむ。 松葉がフカフカと心地好い。
松林をぬけるといつもの波打ち際ではない。引き潮で夕日に光る砂浜が沖の方まで広がる。
一瞬見知らぬ海辺にいるようで三人の少女が遊び戯れ、夕日に眩しく輝く砂浜をいつまでも見つめていた。