変える勇気が出た! と言っても急を用したのだ。
20年近く続けた天神の美容院、カットされながら疲れて眠りに入る頭を支えられカットされても全く違和感のない出来栄え、座れば安心して出来上がりを楽し
んでいたというのに、どうしたことか担当者がいなくなり、迷いながらロングになってしまった。
地域活性に貢献する機会でもあるかと思いつ決心つかぬままだった。店のドアを開けて入った以上、全てを任せるしかない。
勝手な要望を一気に伝え、じっとカットする手を追う。 一本の丸太から仏像を彫る時のようだと思った。
要望を聴き1カット1カット彫りこんでいくのだ。次第に思いのスタイルが出る頃は信頼と安心に変わっていた。
「安心しました。感謝です。」
「安心しました。感謝です。」
