変える勇気が出た! と言っても急を用したのだ。 20年近く続けた天神の美容院、カットされながら疲れて眠りに入る頭を支えられカットされても全く違和感のない出来栄え、座れば安心して出来上がりを楽し んでいたというのに、どうしたことか担当者がいなくなり、迷いながらロングになってしまった。 地域活性に貢献する機会でもあるかと思いつ決心つかぬままだった。店のドアを開けて入った以上、全てを任せるしかない。 勝手な要望を一気に伝え、じっとカットする手を追う。 一本の丸太から仏像を彫る時のようだと思った。 要望を聴き1カット1カット彫りこんでいくのだ。次第に思いのスタイルが出る頃は信頼と安心に変わっていた。
「安心しました。感謝です。」

青春18切符で乗り継ぎ乗り継ぎ長崎まで鉄旅の折り、中華街で買ったチャーメンで大盛りの「皿うどん」で歓迎。宴の語り合いは日が変わって4時近くまで。こうこうと放つ月光に洗い清められるようだ。
「何事も変わりのみゆく世の中に 同じ影にて住める月かな」 (西行法師)

小鳥さえずり、朝日降り注ぐガーデンで金沢のお干菓子とお抹茶を出す。友は朝日に光り女神のように眩しく美しい。
「きれいに透き通った風を食べ、桃色の美しい朝の光を飲む」宮沢賢治。
お勤めのその友を見送った幸せな朝に感謝。

風の便り 薄墨桜がユッサユッサと揺れていた。

まるでテレビの画面から溢れるよいに。

圧倒された! 私の頭上に薄墨桜がユサユサと

枝を揺らし植わってしまった。

しばし 桜一色に染まってしまった。

岐阜県根尾村の天然記念物「薄墨桜」は1500年の命、

それほどの老桜巨樹の前では畏敬の念に震えるだろうなぁ。

今日は大濠公園から舞鶴公園のボタン園に行くと

「薄墨桜」の子供はスクスクと育っている。

その葉桜は太陽にキラキラ輝き、風に揺れていた。