やりたいことがある。
時間を大事に、集中してやりたいことがある。
起床してお風呂に入った後、直ぐ書斎に入ることにして数日が経つ。特別の予定が入らない限り本にかけまれて2~3時間を過ごす。
それから軽やかに一日の活動が始まるというものだ。今日はたっぷりの読書とお琴を弾く。「月光幻想曲」は心に染み入る曲だ。 月の美しい夜にバルコニーで月光の下、弾いてみたいものだ。
「何事も変わりのみゆく世の中に同じ影にてすめる月かな」西行法師
静かな美しい雨、午後は読書に没頭する。
ユーモア作家で第一人者の佐々木邦全集を読む。
イギリス風で「豊分居雑筆」は最高傑作だというのだ。確に品格あるユーモアは心が柔らかくなる。 その中に成程、我意を得たりと思うところが数箇所あるが、その一つに
「本を買うのと本を読むのは、全く別の問題だ。学生の頃は制限があって思う本が買えなかった。ドンドン買い込む学生、金さえあればどんな学者にもなれるのだがと思ったことも。しかし買うことと読むことは全然違う。そこに深い意味がある。同じだったら財産の高が知識の高になる。事実はその反対だ。無理をして読んだ連中の方が学者になっている。」
「本を貸すと帰って来ない。金を借りて返す人も本を借りて返さない。………本箱には他人の本の帰化したのは殆どない。自分に所有権のない書物は兎角読み悪い。貸すことも嫌いな代わり借りることも嫌いである。」
風の便り-画像0001.jpg
菜園の胡瓜がどんどん大きくなり、今朝も収穫、新鮮なとりたてを頂く幸せに感謝。九大歯科を済ませ、天神で幾つかの用も終り、地下鉄に乗る。幸い空いてた席に座った。 歩き回って、少々疲れ気味の私には有難い空席だ。
ところが、落ち着いてふと気付くと 右横は大きなマスクの婦人、左横はシュンシュングシュグシュ鼻が鳴る。 直ぐ席を外したくても座って直ぐは両脇にばつが悪い。ぐっと呼吸を抑え、細々と浅く、小さくなって呼吸してるところに荷物を持った二人連れのご婦人。素早く席を譲って事なきを終える。
何か後ろめたい気がしたが、風邪に挟まれるシートは遠慮したい。