すれちがいで会えないままになっていた学友へ手紙を出していた。
その友から封書が届いた。
私の想像に大きなギャップがあるのに愕然とする。
余りにも精神的緊張を強いられるほどの現状にいたのだ。
ボランティア精神高く、学ぶことを喜びとする友、
数年前の癌にもうち勝ち、新に力強い生活をしているはずだった。
夫婦して癌となり、
「やるべきことは全てやり、
今はもうすることも余りなく病気との二人三脚で静かに過す日々」と書かれている。
いつ我が身でもあるかもしれないとしても、何と淋しく辛いことか。
「人生最後にかくも多くの試練がやってくるのかと改めて生きることの厳しさを実感する今日この頃です」…………と。
深いため息で読み終わり、静かに自分の呼吸をみつめる。
鳥は飛ばねばならぬ
人は生きねばならぬ