働きながらの放射線治療 | たぬこのつれづれ備忘録

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2016年に非浸潤性乳管ガンで左胸乳腺全摘、2017年3月にインプラント再建、54歳一女の母です。実母や叔母は乳癌で亡くなり、妹も乳癌に…自分と母の闘病備忘録のつもりが、徒然や仕事や子育ての日記に(^_^;)
気分転換にでもどうぞ♪

こんばんは。


多分このブログを読まれている方にはあまり気持ちよくない愚痴かもしれなくて、すみません。

しばらくしたら消すかもしれません。


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実は同僚さんが乳がんになりまして。

ステージ1で、部分切除→放射線治療→ホルモン療法の標準治療を受けることになりました。


たぬこは経験者で知識もある程度ありますから。

診断を打ち明けられた時から入院、術後の養生、放射線治療を見越して、上司に同僚と同等のスキルを持った方の緊急雇用を提案し、応募から面接採用まで仕切って、大変運良く良い助っ人さん(期限付き)を雇うことができました。


繁忙期やったんで、補助員さんというよりは一時的な代替要員さんという位置付けで、手術入院退院後はおかげで無事乗り切り、放射線治療中は同僚さんには有休取って治療に専念してもらうつもりでした。


そしたら、同僚さんは、毎日早退して病院通いで放射線治療すると主張しまして。

予後に悪影響するかもしれないし、有休余ってるんやから休めばと言ったのですが、聞かないんです。

同僚さんは、病院が仕事しながら治療できると言っているのだからできる!

と言うのですよね。

たぬこが休ませたがっているのを、意地悪やと周りに言ってまわるしまつです。


病院ががん患者に継続就労を勧めるのは、治療を理由に辞めさせられたり、辞めざるをえなくて経済的に困窮する人が多数いた過去があるからで。

同僚さんのように経済的に困っていない(と本人が言っている)、かつ就労環境も良い(有休かなり余ってる、代替要員がいる)状況で16回照射にするなら、治療に通う以外は安静にするのが本人にも周囲にも安全安心やと思うわけです。


まあ、本人の希望が第一なので、早退のための船出したり、代替要員さんとも日程調整したりで、通勤通院体制で16日間を乗り切ることになりました。


同僚さんが通勤にこだわるのかも、わからないわけでもないのですが。

なんとなくモヤモヤしております。

なんでこんなにモヤモヤするのかなと思ったら、多分母親のことが原因なのです。


母親は初発の時はもちろん、10年後に再発してからは胸ばかりでなく頭、肺、骨にも放射線照射してました。たぬこが覚えてるのは末期の頭、肺、骨あたりなんですが。大変やった。副作用で胆汁まで吐くほど最悪の体調で、家業を維持するために通院で治療を受けてました。

でないと倒産するから、やむを得ず働いてました。

同僚さんとは何も関係なくて申し訳ないんやけど、思い出してしまう。

休める環境やったら、休めば良いのにと思ってしまう。


同僚さんとは分かり合えないままになりそうですが、放射線終わっても治療は続くし、調子見ながら無理せず働いて欲しいなと思います。


年一回の人間ドックで見つかったそうです。

皆様もお気をつけください。

(このブログ読んでくださっている方には、釈迦に説法ですが。)


ではでは。