日活50周年で、今、アンコール無料配信中で
予告なく配信終了してしまうらしいので、
今しか観る機会がない!と大急ぎて観ている。
吉永小百合さんのデビュー当時を知らなかったので、
この機会に知ることになったけれども、
人物描写の他に、昭和30年代からの経済成長の様子や、その時代の物の考え方、女性の社会的な立場など、
色々と思い出されて、そういう時代だっだなと
懐かしく感じながら見ていて、テンポが良く、
台詞の言い回しもわかりやすくて面白い作品が多い。
この『ガラスの中の少女』は1960年(S35)
吉永小百合初主演作で、浜田光夫との
コンビ作品1作目という記念作。
■ストーリー
朝霞たちこめる山あいの湖水に、一隻のボートが浮かんでいた。中には十七、八才の少年と少女が寄り添って、美しく眠っているかのように横たわっていた。霧が晴れて朝の陽がやがて湖水をキラキラと輝かし始めても、二人は動かなかった。その姿は死という暗い名を与えるには、あまりにも明るく美しすぎた。少年の名は陽一、少女は靖代といった。二人を死にまで追いつめたものは、何であろうか。二人の間に育った友情―これは、やがては愛情へと成長していった。だが、それが清純なものであればあったほど、悲しい結末に終らなければならなかった。
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青い山脈
不良少女・若草物語・大空に乾杯