あまりブログ記事では触れなかったけれども、
今年3月頃から、右側の肩肘の調子が悪くて
最近まで、ずっとズキズキうずいていた。
五十肩か腱鞘炎かわからないけど動作するたびに、
この動かし方は痛いけど、この動かし方は痛くない
と、痛み方の選別をして原因を考えていた。
整形外科や接骨院には行かず、いつも通う
鍼灸先生に相談して治療を続けていた。
鍼灸先生からは「腱鞘炎」と言われたけれども、
ピアノを演奏するには指は速く動くし問題ないのに、
肘を引く動作の、ほうきを左右に動かしたり、
ポットを持ち上げるなど、肘を曲げると使えない。
思うに、、、
指を伸ばす筋肉、伸筋にはあまり問題がなくて
引っぱる筋肉か神経の、屈筋側に問題が起きて
いるのかなぁ?
ピアノに影響ないわけではないけれども
指は問題なく動いても、長時間にわたって
肘を曲げていると疲れやすく、肘を伸ばす時に
縮こまってしまった右腕の筋肉を、
左手で強く引っ張って伸ばしていた。
不具合はあっても、シニアバンドの練習やら
日常的なピアノの練習は続けたいので、
1日2~3時間のピアノの練習を続けながら
傷めている肘や肩を治していた。
肘の関節が痛むようになった原因は
どこにあるのかと考え始めたのだけども、、
生後2年で右手を複雑骨折したことがあった。
同じ2歳の友達と遊んでいるうちに、
その友達が、窓から私を突き落とすのを
うちの母が見たというのだけれども、、
母の不注意には違いないし、
悪意があったと思えないのでしょうがない。
まだ軟骨が作られる前の骨折だったので、
その後、後遺症で軟骨のつき方が悪く、
右側は掌が内側に向かず、外側に向いてしまう。
手を伸ばすと、右手は半回転させないと
左側と同じ向きにはならない。
ピアノは肘を伸ばして使うので、
これまで特には問題が起きなかった。
ところが、、
ピアニカは鍵盤が狭く小さい楽器なので
机に置かず、自分の身体に近づける場合は
右ひじを曲げて動作し演奏する。
右手の軟骨のつき方に問題があるために、
長時間に渡って同じ方向に肘を曲げて使うと
負荷がかかり炎症が起きるのかなと思った。
3~4か月、ピアニカを練習した分、
右肘のズキズキが消えるまで4か月ほどかかった。
ようやく痛みが消えてきたと思ったところに
一昨日、ゴ~~~ンと階段の硬い場所で
思いきり肘をぶつけてしまい、痛みの余韻が続く。
ついてない💦
今まで、ずっと何が原因かわからなかったので
少し、ピアノの練習を控えてきたのもあるけど、
まったくピアニカをやめてしまうのも惜しいし、
どういう割合で続けようかと思案している。
思うに、、
骨折なら1~2か月で骨がつくのに、
筋肉や関節、神経を傷めるほうが厄介で、
完全に痛みが取れて治るのに時間がかかる。
結局、整形外科も接骨院には一度も行かずに
鍼灸医院で治した。
手が痛くてもピアノの練習はやめず、
しっかり使い続けながら
悪いところは、しっかり治す。
小さなお子さんにピアノをバリバリ弾かせたがる
先生方や親御さんはいらっしゃるけれども、、
自分自身が、たまに肘を傷めて思うこととして
教える側は、身体のどこの筋肉や関節を使って
ピアノを演奏するものか、身体のしくみなども
しっかり知ったうえで指導していかないと、
学ぶお子さんも怪我を抱えることがあるのを感じた。