毎日新聞
今日皮肉にも『徹子の部屋』で、騒動の小田原短大の
通信課程で保育士と幼稚園教諭の資格取得したことを
話していたという。通った通信制短大が、誰でも簡単に
卒業できると話題の学校だった。
将来、おバカキャラのタレント返上して文化人枠にと
考えていたかもしれないけれども難しそうだ。
スポニチアネックス
神奈川県の小田原短期大学の通信課程で
2020年度から幼稚園教諭2種免許取得に
必要な単位の試験で模範解答の書き写しを
認めていたことが発覚した。
札幌にある同系列学校の男性教員が報道機関に
告発したことから発覚して報じられた。
その男性教員は懲戒解雇された。
ちなみに、タレントのつるの剛士さんが
2022年3月、この小田原短期大学の通信課程
卒業生としてwikiに名前が載っていた。
模範解答丸写しで幼稚園教諭免許の取得を
したのだろうか?!と疑われることになる。。。
その年以前は模範解答丸写しを認めていなかったのに、
なぜ、2020年度から解答の丸写しが許されるように
なったのかというのを考えていた。
2020年というと、新型コロナウイルスが確認されて
緊急事態宣言が出されると、医療、介護、保育現場
でもクラスター感染が続いていた時期だった。
おそらく、保育士や幼稚園教諭も感染すれば、
しばらく仕事ができない状況が続くなどがあり、
人材不足だったのではないかと思う。
そういうなかで、どういう形でも良いから
保育士や幼稚園教諭を目指す学生さんたちに
できるだけ早く現場で働いてもらいたいのがあり
不合格を出さずに全員合格で卒業させて
保育現場で人材不足の穴埋めをする必要があったか、
単に、この学校の利益のためにしていたことなのか、
経営者側の話も聞いてみたいと関心を持った。
この短期大学卒業生の方々が、今現在、どれだけ
保育士や幼稚園教諭の資格を活かして仕事を
継続できているのか追跡調査して欲しいけれども、
2020年から2年程の間は緊迫した状況が続いて
騒然とした中で、新型コロナに振り回されながら、
奮闘する先生方が多かったのではないかと思う。
卒業後、社会に出て多くの経験を積まないと、
なかなか活かせる資格ではないので、
学生時代に安易に幼稚園教諭資格を取得できても、
自信が持てず後ろめたくて幼稚園教諭にならずに
他の企業に就職した人もいただろうし、
本当に保育士や幼稚園教諭になりたかった人は
きっと、今も資格を活かして仕事をしているだろうし
資格を取得した個人の方々には、あまり影響ない
のではないような気がしている。
保育士や幼稚園教諭の資格が敷居の低いものになり
能力のない不適合な人にまで供給されるような
資格になるのは良くないので、
学校側に改善が必要とは思った。