ルバートを入れて歌唱しているナタリー・コールの作品

美空ひばりもルバートが入っている

 

Oricon

 

スタンダードジャズで有名な曲で

原曲は、ホーギー・カーマイケルの歌で

海外でも日本でも多くの歌手にカヴァーされている.

 

美空ひばり、ザ・ピーナッツは英語カヴァーしていて

日本語歌詞では歌っていないので、松田聖子さんが

呉田軽穂作詞の日本語で歌うのはレアだなと

思ったけれども、少し無理があるようで、

日本語歌詞を載せると、フレーズをルバートさせる
ことが難しいのか、一定のテンポで歌われていて
スタンダードジャズよりは、日本のムード歌謡
のように聴こえてきた。
 
日本語でルバートさせて歌うとどうなるかなぁ、、、
 
というか、
ルバートを楽しんで歌うのが約束ごとの楽曲だから
ルバートせずに歌うと不自然に聴こえる。
 
できなくないと思う
アレンジャーと作詞者の連携ができて
歌手がルバートを考えていればできたし、
それが必要な曲だったと思う。
 
4分音符を16分音符や8分音符、付点音符
2分音符、装飾音など使いこなし工夫すれば
音符や休符と駆使して動かせるし日本語歌詞を
増やすことは可能だ。
 
アレンジャーと作詞者の連携がないと
それができないし、こういった仕上がりに
なるのだろうなと思った。
 
楽譜通りに歌う松田聖子さんの歌唱は
優等生すぎて、音楽的にはルバートのない
四角四面の作品になったようだった。
 
今、コンピュータの打ち込みが中心で
人間の感受性に訴えるものは減ってしまい、
アソビがなく、おもしろみに欠ける時代
なんだろうか、物足りなく聴こえた。
 
45周年と松任谷由実さんへの配慮を考えなければ
矢野顕子さんが編曲、作詞を担当すれば
もっとおしゃれなジャズ作品に仕上がった
かもしれない。
 
洋楽曲に日本語が乗ると違った雰囲気の作品に
なるのだなと、何度も繰り返し聴いたけども、
やっぱり、この曲にはルバートが欲しかった。

 

 

 

 

 

 

今日のひとことブログ

 

 

 

 

 

同じネタで投稿する

 

他の投稿ネタを確認する