どの範囲を全部話すと言っていたのかが問題だなと、、
「すべてを話したい」というのが、
第三者委員会が尋ねたことについては守秘義務を守り、自分が話したい事だけ守秘義務を解除するというなら
それは都合が良すぎるように思った。
第三者委員会が尋ねたことについて守秘義務解除を
していれば、それは「人権侵害」という言葉も
当てはまると思うけども、全面的に解除したとは
反論文書からは読み取れなかった。
Oricon
日刊スポーツ
女性側も、医師の診断書を持っているはずで
何もなかったら病院には行かないし、
なんで怪我をした後に精神的に傷ついて
入院までしなければならなかったんだろうか?
そもそも、恋愛関係にない男女間で
女性は嫌がっていたら犯罪になるので、
この程度で?とはならないように思うけども、
橋本氏の主張はどこかピントがズレているように
感じた。
このところ、芸能界を引退した中居正広さんが
弁護士を通じて、フジテレビ第三者委員会に対して
反論文書を出したことが話題になっている。
NEWSポストセブン
FLASH
中居正広さんが反論したかったのは、主に2点あり、
1.『性暴力という日本語から一般的に想起される暴力的または強制的な性的行為の実態は確認されなかった』
2.当初守秘義務解除を提案していた。
ところが、第三者委員会から
『2人の密室で何が行われたかが直接の調査対象で
はない』との回答があった。
報じられている範囲では、残念ながら
中居正広さんの主張は反論になっていないのを感じた。
1.について
性暴力があったかどうかを問う以前に、
「女性側は中居さんとは恋愛関係にはない」
と断言している点がはっきりしている。
フジテレビという会社の社風に問題があり、
仕事の延長上で、中居氏宅に仕方なく行ったところ、
被害に遭ったことを説明していた。
女性も被害に遭ったことを証明できる
医師の診断書を持っているので
それが証拠になるのではないかなと思う。
一般的に想起される暴力があったかどうかではなく
性的関係を結ばなければいけなかったこと自体が
女性にストレスを与えており、中居氏が9千万円を
支払い芸能界を引退した時点で、女性を傷つけた
ことを認めたことになる。
2.について
「当初」というところが重要だ。
当初は守秘義務解除を提案していたけれども、
第三者委員会から『2人の密室で何が行われたかが
直接の調査対象ではない』との回答があった後には
態度を変えて、守秘義務解除をするのをとりやめた
ことになる。
どういう条件であっても守秘義務解除を
したかといえばそうではなかった。
中居さんは特定の条件についてだけ許可した話なら
別に第三者委員会は間違ってはいないし、
かえって中居正広さん側は、守秘義務解除をするのを
とりやめた理由について、明確にする必要が出てきた
のではないかなと思った。
この反論文書は、中居正広さんが説明責任を果たす
必要がある内容なので、ご自身にはねかえってくる
痛手のほうが大きくなる可能性がある。
NEWSポストセブンでは、元フジTV女性アナAさん
の心境が報じられていた。中居氏の反論以降は
フラッシュバックや追い詰められていることを
告白しているので、精神的なストレスが増している。
フジテレビにとっても、中居氏の反論によって、
収まりかけていた騒動を蒸し返すような事態になり
再び、ACジャパンの広告が増えてイメージが
悪くなる。
騒動が起きた1月9日当時に中居正広さんからは
『お詫び』文書が発表された時にも奇妙な一文が
あったのが思い出される。
「示談が成立したことにより、今後の芸能活動に
ついても支障なく続けられることになりました。」
1月9日のお詫び文書も、今回の反論文書も
いずれも、中居正広さんの強気な態度は変わらず、
世間を騒がしたことについての謝罪はあっても、
当事者の方に対する反省はないようで強気だ。
結局、反論文書で中居正広さんが示したかったのは
何なのかよくわからないけれども、いまのところ
SNS上で騒ぎを大きくすることで賛同者の増加を
狙ってか、松本人志さんの手口と似ているのを感じた。