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1月28日午前9時50分頃、突然、道路上に陥没した穴に
転落して行方不明になっていたトラック運転手(74)の
遺体を搬出したことが報じられた。
男性は下水道管内から引き上げられ、
運転席部分は、まだ引き上げられていない。
どの段階で、男性は運転席から外に出ていたのかなと、、
最初、運転席を引き上げようとして、
トラックは、胴体部分と運転席が切り離されたと思う。
事故から10日を過ぎた頃から、いったいどうなるんだろうと思い始めて、しばらくANNの作業現場動画を眺めていたことがあった。
事故直後に運転席を引き上げれば男性が助かったと
いう声もあったけれども、男性が運転席にいることを
想定して引き上げしようと作業が続くのを見ていて、
もし、運転席に男性が乗っていなかった場合は
どうなるのかな?と、ずっと気になっていた。
結果、やっぱり男性は、
トラックの外で発見されて地上に引き上げられた。
陥没した穴に落ちた瞬間に車外に放り出されたのか、
それとも自分から脱出を試みて助かりたいと思い、
地上に這い上がれる場所を探したかわからないけれど、
男性は、転落したトラックの中にはいなかった。
搬出した方々も命がけの作業が続いていた。
本当に悲しい事故だった。
道路が陥没した原因は、下水から発生した硫化水素が
空気に触れて硫酸になったことで管を溶かした事で
水が漏れ出して道路下に空洞ができて陥没した。
二度目の陥没は、転落したトラックと空洞ができた
場所の力関係でバランスが保たれたが引き上げて
崩れたと考えられる。
もともと八潮市は水路の多い地域で、軟弱な土地を
埋め立てて道路が作られていた。
4月30日、京都下京区でも水道管から大量に水が漏れて
冠水する騒動が起きていて、京都と埼玉県八潮市は
地下に水脈がある点では似ていて、京都の地下にも
約211億トンの豊富な地下水が存在する地域だそうで、
特に南部では地震が起きやすいといわれている。
ただ水道管が老朽化して亀裂が入っただけでなく、
地下水の水脈も一因になっているんではないのかな、、
という気がした。