アカペラ
アカペラ『真っ白』は、白とか黒とか、もはや
色の質感を超越してしまい、透明に近づいたか?
楽器の飾りを必要としないシンプルさが、
いかに恐ろしいことか。
皆、ゴテゴテと飾って誤魔化したがるものだ。
それを一切なくして、
音楽を素っ裸にしてしまったという感じで
聴く側にとって解放感が得られる。
藤井風さんの歌声の向こう側から、
また藤井風さんのコーラスが
風に乗って心地よく爽やかに響いてくる。
どこを切っても藤井風さんしか出てこない
藤井風金太郎飴的な音楽なのが斬新でお見事。
そうなんだよな~~
藤井風さんの真っ白のような感じで、
ハミングを、空気のような重さのない
軽い風が吹いてくるような感覚の響きで
使えたらいいんだけどな~。。
最近、私も考えていたところだった。
シンプルな中に、音楽の美しさ輝きを表現したい。
残念ながら、
その必要がなくなっちゃったんだけど💦
まさに、この作品に近いこと考えていた。
人の歌声を、自然界の音のように使いたい・・
音楽全体のバランスを考えるのは、実に難しいことで、
それをサラリとできてしまう風さん音楽は、
本当に質が高いのでマネしたくても
なかなか、そこには近づけない距離がある。
マネはできないけど、参考にしたい。