毎年、6月に楽器店の講師登録が切れるので
更新手続きをしなくてはいけないのに、
楽器店に行っても更新しそびれていたのか
そのままにしていたのを思い出して
今日、更新手続きしに出かけたら、、、、
「今までのカードは利用できなくなりましたので、
改めて作り直して頂きますが、審査が必要です」
今までそんな審査などなくて、
店長さんが私を覚えて下さっており顔パスで、
「〇〇ピアノ教室の、、」という前に、
「ああ、わかっているからいいですよ」と
すんなりとカードの更新ができていた。
ところが、今日は女性店員さんから
「教室名と生徒数と、本当に教室を開講しているか」
本当に指導者であるかの確認をされて、
どこの音大出身の何を専攻していましたか?
割引率が10%から5%になり楽器店が厳しい
状況に置かれていることの説明を受けた。
そうか、やっぱり
この楽器店も縮小傾向なのだな~
今日、楽器店さんに正直に話をしてきた
「私は、音大出身でもないですし生徒も少ない、
近い将来、お子様向けのピアノ教室には
区切りをつけようかと思っていますが、、
シフトして私と近い世代の方々と一緒に
私が伴奏をして歌や楽器演奏などして下さる
定例会を創設し、そこでスキルアップを目指す
方々に歌のアドバイスやピアノ演奏指導で
1レッスン2000円程度で、定例会参加に必要な
スキルや、ピアノを学びたい方に指導したりと
50代以降の音楽が大好きな方々を中心に
私自身も参加者となって、楽しみながら、
スキルアップできる環境作りを進めています。
地域の方々との音楽交流を深めるつもりです。
演奏仲間の方々も、お子さんとは違って
ご自身が楽しみたい方ばかりなので、
マイク、楽譜、楽器など、色々と欲しいものが
増えてくれば楽器店さんのお世話になると
思いますので、今後ともお願いしたいと
思いまして、、そして近い将来、
ピアノ教室から名称変更をするかもしれません」
と話したら、
「音大卒でもピアノ教室でなくてもいいですよ」と
なんとかティーチャーズサークルの更新審査を
クリアした。
いかに先細るピアノ教室から脱却するか!
私は、このところ自分の演奏動画ばかり
出し続けてきて、結局のところ、
あなたの伴奏で、歌えるのならば、、
あなたの伴奏で、演奏ができるなら
あなたと一緒に演奏ができるならば、、
私自身の演奏を聴いていただいた結果、
一緒に音楽をやりたいと声をあげて下さった
方々と音楽を共有し、全員参加することで
一つの音楽を奏でたり、それぞれの演奏披露する
という環境作りを目指してきた。
カラオケしか楽しんだことがなかった方、
バンド経験がないけど楽しんでみたい方、
音楽をやりたいけど環境的に難しかった方々に
身近に楽しめる環境を用意して、こんな曲を
歌いたかった、演奏してみたかったという事を
実現できる場にしていきたいと思っている。
子供の生徒さんは、発表会を目標に
ピアノレッスンをするという形式だった。
大人の方々には、毎回訪れる定例会のなかで
課題が見つかり、スキルをアップしたいことが
あれば、必要な時だけ楽譜の読み方や
ボイストレーニング、演奏指導をします
という形式にする。
当たり前にお子さん向けのピアノ教室を
続けてきて看板を下ろす選択をして、
撤退をしようと考えたところから模索が始まった。
新しいことをするには勇気がいるけれども
少子化の波が押し寄せて、時代の変化とともに
昔から続いてきたことは廃れていくので、
これまでとは違う、何か新しいやり方を
考えていくしかない。
楽器店とは首の皮一枚でつながった講師登録証で、
もうしばらくは音楽の仕事に携わらせて頂こうと思う。