エリーゼのために
RollingStone
アフリカのピアニスト・ジョン・バティステの
最新アルバム『WE ARE』がグラミー賞8部門に
ノミネートされたという。
実際に、『エリーゼのために』を聴いてみたけど、
二度、聴こうとは思わなかった。
好き嫌いもあるのかもしれないけれども、、
クラシックピアノを学んできて、ベートーヴェンの
作品を楽譜解釈して厳格に演奏することが
当たり前の世界にいたので、クラシックとジャズが
混ざりあったような、2つが同時に主張し合うことが
不自然に聞こえてきて、あまり面白みは感じなかった。
バッハ音楽は、ジャズの世界でも参考になると
言われることが多いと思うので、アフリカンな
解釈をしたらどのようになるのかなと興味を持った。
ベートーヴェンの作品を壊されたくないと思う人に
とっては、この作品はあまり気分よく聴こえず、
割りきって聴こうというところまでいかなかった。