ビューティーこくぶさんの表情がおもしろい
似てるのかなぁ? ちょっと見くらべてみたかったもので、、
夏のクラクションの歌詞の出だし部分て
一度聴くと覚えようと思わなくても
自然に光景を目に浮かべながら
1フレーズが繋がって口から飛びだしてくる。
その僅かな部分だけをとってもドラマティックに
描かれていてリリカルで心にツンとしたものが残る
双葉社
川端康成の小説「雪国」や「伊豆の踊子」が
まるで音楽になったように情景が浮かんでくる。
「国境の長いトンネルを抜けると雪国であった」が
冬の光景から夏の光景に変わると。。
海沿いのカーブを君の白いクーペ
曲がれば夏も終わる
傷口にそそぐジンのようだね
胸が痛い 胸が痛い
キザすぎて笑っちゃうけどカッコイイナ~と、
その詞に酔ってしまうところがある。
海沿いのカーブとはどこにあるかといえば、、
三浦半島を南下する国道134号線を佐島に
向かって走るあたりということらしい。
グーグルマップで三浦半島のドライブしたら
海沿いを走る134号線から佐島に向かう道があり、
ああ、この辺りの風景が歌になったのか、、
売野氏の作詞が先行してできあがり、
後に筒美氏がメロディを乗せた曲だそうで、
情景が浮かびやすく詞とメロディに一体感が
あって感傷的な音楽に聴こえる。
傷口にそそぐ塩のようなら
ヒリヒリ痛いところだけど、
傷口にそそぐジンのようだと
胸が痛い、となる。。。
なんて名言なんだろうか!!!
言葉に魔法をかけると、塩もジンに変わり
皮膚の痛みも、胸の痛みに変わるのだ~!
と感心する。
作詞家売野氏の実体験から生み出されたと知ると、
どんなファッショナブルな生き方をしてきた
人なんだろうか、、と、ちょっと興味を持った。
実体験から詩を生み出すって身を削っているわけで
サラリと「僕の実体験なんですよ~」と言えるのも
また凄いなぁ。。