園まりさんが、7月26日急性心不全のため80歳で死去したことが報じられた。

 

 

園まりさん、お名前は聞き覚えがあるのに、

どんな歌を唄う方かあまり知らなかったので、

動画サイトの歌唱作品を聴いたら、

レコードやテレビから流れてくる歌声は、

高めの儚げで憂いのあるかぼそい声で、

あまり印象に残らないように聴こえたのに、

実際の声質は、厚みがあり深くて大らかで

声量があって素晴らしかった。

なんでこんなにも違うんだろう・・・?

 

歌手デビューは12歳。

10歳で杉の子子供会で安西愛子さんに歌唱指導を

受けると、キング児童合唱団に入団して、

12歳で童謡歌手デビューを果たし

『つゆの玉ころん』がキングレコードから発売された。

 

クラシック声楽家を目指していたが、

1960年歌手オーディションで優勝して

1961年渡辺プロダクションに入社し

1962年レコードデビューした。

 

という経歴を読んで、、

レコードやテレビで歌謡曲を唄う時は、

クラシック声楽家のように声を張らないよう

意識的に薄っぺらく歌っておられたのだと知った。

 

晩年の伸びやかで深い歌唱の園まりさん

すっかり魅了された。

 

1960年代に入るとベビーブームとともに

梓みちよさん、中尾ミエさん、ザ、ピーナッツ、

園まりさん、美空ひばりさん、由紀さおりさん、

ピンキーとキラーズなど歌唱力のある女性歌手の

進出が目覚ましい時代に育ってきて、私世代は、

アイドル歌手に憬れる女の子の多い時代だった。

どんどん遠い昔の記憶になるのが寂しい。

 

園部毬子12歳 動揺 つゆの玉ころん

スパーク娘

夢は夜ひらく

あなたのとりこ

ベッドで煙草を吸わないで

何も言わないで


 

今日のひとことブログ

 

 

 

 

 

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