しばらく前から、若い人でがんに罹る人が多いのを
感じるのは、ブログでがん闘病記を更新する人が
多いので、目にする機会が多くて気のせいかな
と思っていた。
presidenton-line
今年に入って家族が手術入院した時に、市民病院で
20代ぐらいの入院患者さんが車椅子で移動する姿を、
よく目にしていた。
まだ若いのに、、
歩けないほど弱っている人が多いのだな、、
放射線科の近くを通ると、医療用ベッドを看護師さんが
押して移動するたびに、患者さんの顔が見えると、
高齢者ではなく、まだ働き盛りの体格良さそうな
男性だったり、20代ぐらいの男性だった。そして、
まだ乳幼児のお母さんと想像できる若い女性が
ジャージ姿で弱々しく車椅子に座り待っている姿など
今まで、これほど多くの人を見たことがないというほど
病院内は、若い患者さんと病院関係者で混雑していた。
町の中を歩くと静まり返って人の気配はないのに、
市民病院内は、老若男女で人が溢れかえっているので、
今、若い入院患者さんが激増している。
それでも、きっとブログをしているから、
いろんな人のがん闘病記が目に付いて、
神経質になっているだけと思うようにしていた。
このニュース記事を読んで、やはり数字の上でも
若年層のがん患者が増加が立証されていると知った。
若いうちから検査をする人が増えたことで、
早期発見で治療する人が増えたのか、
それとも、昔と比べて生活スタイルの変化から
若年層でがんに罹る人が増えているのか、
どちらかなと気になる。
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私が20代の頃は、同世代で癌に罹る人は少なくて、
C型劇症肝炎で次々亡くなられる人があり、
薬害の問題があったのが、今は若い人の癌が多い。
身近な家族にも姪や姪の子供たちなど若い人がいて、
これから長い人生を送る人達の健康が脅かされずに
安心して過ごせるような環境になっていかないと
いけない。
昔、若いうちからがんの心配をしたこともなく
想像もできなかったので、今、何が原因で
若年のがんが増加しているのか気になる。
高度成長期の日本は、今の中国のような状況だった。
工場排水や汚染されたゴミなどを山に捨てたりして
汚染された食品や水と気づかずに摂取していた。
結局、体内に蓄積されたものが、後に誕生する
子供達にも影響を与えていたのかなと思うことがある。

