富士山頂から火口付近までのバックカントリー
解説動画
昨日、富士山火口付近で複数の遺体を確認したと
報じられた時に、なぜ、そんな場所で何人もの
遺体が見つかるのかなと、不思議に思った。
そのなかで、8合目付近で見つかったプロクライマーは
病死の可能性が書かれてあり、目的地に向かう途中と
わかったけれども、それ以外の3人については、
景色を見たければ、わざわざ火口に降りないと思うので
なぜ火口を目指したのかが理解できず、気になった。
テレ朝
何が原因で富士山頂の火口で何人もが亡くなるのか
不思議に思っていたけれども、動画を見るうちに
一部に、富士山頂から火口目がけて危険な滑走をする
スキーヤーがいるのを知った。
6月26日死亡した53歳男性も、日帰りの予定で
スキー板を持って出かけたというので、
山頂から火口に向かい滑り始めた時に、
何かアクシデントがあったかなと思った。
スキーが得意で自信がある人ほど、
雪のある危険な急斜面を滑りたい欲求が高くなり
リスクの高い場所を求めた結果として、
富士山頂から火口に向かったのかな~と
火口まで無事に降りられたのか、滑落したのか
わからないけれども、アクシデントが起きて
生きては帰れなくなってしまったのだと知った。
2人目の1月に山頂から火口に向かった人も、
もしかしたらスキーが目的だったかもしれない。
真冬にはホワイトアウトで目の前が見えなくなる
こともあるらしい。
実際に、滑走する人達の動画を見てみると、
ただスリリングで楽しいのが伝わってきた。
こういう危険な場所で何かが起きた場合は、
救助作業する人達にも危険が及ぶので、
列車事故と同じぐらいの責任、賠償金がかかるような
システムがないと、こういう事故は後を絶たないのでは
ないのかなと思った。