6月21日、女性をトイレで盗撮した容疑で
鹿児島県枕崎地域課巡査部長(32)を起訴した。
この事件は、鹿児島県警生活安全課の元部長が
告発していた事件の1つだった。
そして、鹿児島県警内部資料漏えいの罪で
起訴されていた生活安全課の元本部長が釈放された。
ついでに、鹿児島県警野川本部長があらためて会見で
犯罪行為を隠蔽していないと否定したことが報じられた
21日、資料を漏えいさせた生活安全課元部長が
釈放され、その日に当該事件の容疑者は起訴され、
県警本部長は隠ぺい否定会見を開くという
慌ただしい一日となった。
朝日新聞
『稲葉事件』で有罪になった稲葉氏にFLASHが
取材をしており、鹿児島県警の事件についての
印象を語っている。
生活安全課部長の逮捕は口封じで行われてものだったの
だろう。警察の腐敗が進んでいると言わざるを得ない。
生活安全課元部長が、覚悟をもって告発したところで
「残念ながら県警の体質が変わるとは思えない」と
見解を示した。
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私自身が過去に実際に経験したことで
愛知県警の場合だけれども、、
親子二代警官で、特にキャリアの親を持つ子息も
ニ世キャリア警官を目指す事が多いかもしれない。
ノンキャリア警官にとっては、
ニ世キャリア警官は未来の上司なので、
とても大切に扱われる。
だから「警察の常識は、世間の非常識」と
言われるようなことが起きる。
県警本部長○○さんの息子さんだから、
(ワルイコトしても)厳しくしんといてくれとか、、
色々としがらみがあったり、融通がついたりも
するのだと思う。
私自身が、ベテラン警官から
「この子、見習いといっても、県警トップのご子息さん
なんで、どうか穏便に許してもらえんか」と
頼まれたことがあるけれども、「イヤダ」と断った。
警察組織のなかで慣れ合いは良くないけれども
現実的には、ある。
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昭和時代の話だけれども、、
父が生前中に、私に言ってきたことで、
「おまえ、警察の世話になるようなことがあったら、
俺が県警トップにかけあってやるから心配するな。
もみけしてやる」と、自慢げに言われた。
私は、父とは真逆の真面目人間なので、
警察の世話になるようなことはしないけれども、
父は職業柄、県警トップの方々とは
いろいろ関わる機会があったので、
それを自慢したかったのだろうと思う。
父の言っていることは相当におかしいけれども、
ただ、警察の偉い人とつきあうと、
世間の非常識が通る世界であるのは
父の言葉から理解していた。

