えいしゅう博士さんの関東フラグメントについての解説動画
16日19時過ぎに千葉県北西部で発生した2連続地震は、
関東フラグメントと太平洋プレートの境界で起きた
逆断層型地震と言われている。
関東フラグメントの範囲を示した図
関東平野は、昔、海だった地域で、大きな窪みがあり
その窪みに、富士山や箱根山のやわらかい砂が流れ込み
平野ができたために地盤が弱い。
そのやわらかい地盤の下には、関東フラグメントが
潜り込んでいるために、地震が多く揺れやすい。
この関東フラグメントとは海底山脈ともいい、
太平洋プレートがベルトコンベアのような役割をして
運び込んだと解説がされているけど、今でもそれが
移動しているのか、それとも、ここに定着したのか
その説明がないので気になった。
その関東フラグメントの範囲については
栃木県~神奈川県にまたがり、
東京都心の大半はすっぽりと入っている。
関東フラグメントがあるために、
関東平野は地盤が柔らかく揺れやすい地域だそうで、
理屈は理解できるけれども、、
なんで、
関東フラグメントのある最も不安定で危険な地域が
日本で最も人口密度が高いんだろうか?
高層ビルやら皇居やら国会議事堂など、
日本の中枢を司る機構を置いておくなんて、、
危険すぎるんじゃないの?と、、
素朴に疑問を持った。
都心の多くの地域は、やわらかい砂だそうだから
砂の上にビルが建っていたら倒れないまでも、
人間の手で様々に対策を施して工事をしても
自然災害に破壊されて飲み込まれてしまうかも
しれない。
やっぱり、都心にある日本の中枢機構は
安全な地域に移しておいたほうが良いように思った。